【野球】セイバーメトリクスとは?重要な打順や指標について解説!

【野球】セイバーメトリクスとは?重要な打順や指標について解説!

こんにちは。

  • セイバーメトリクスとは一体何なのか?
  • なぜセイバーメトリクスが注目されるようになったのか?
  • セイバーメトリクスにはどんな指標があるのか教えてほしい

本記事では以上のような疑問を解決していきます。

✔︎記事の内容

  • セイバーメトリクスの手法
  • セイバーメトリクスが注目されたきっかけ
  • セイバーメトリクスにおける「良い選手」
  • セイバーメトリクスの指標を少しだけピックアップ

野球初心者の方にも野球玄人の方にも読んでいただきたい内容です。

それでは記事の内容に入ります。

セイバーメトリクスとは一体何なのか?

セイバーメトリクスとは統計学的に選手を評価したり戦略を立てたりする手法のことです。

ここ最近になって登場した手法だと思う方も多いのですが、意外にもこの考え自体は1970年代にすでに誕生していました。

セイバーメトリクスの語源は

セイバー…SABR(アメリカ野球学会, Society for American Baseball Research)

メトリクス…metrics(測定基準、尺度、計量)

をくっつけた造語です。

野球統計の専門家であるビルジェームズ氏が提唱した手法ですが、当時は無名のライターなだけあって批判的に扱われました。

セイバーメトリクスはなぜ注目されるようになったのか?

それではなぜ野球界でセイバーメトリクスが浸透したのでしょうか?

きっかけは2000年代のオークランドアスレチックスがセイバーメトリクスを導入して常勝球団に成り上がったからです。

当時のアスレチックスは貧乏球団でありなかなか地区優勝すらできないシーズンが続きました。

そこでGMのビリービーン氏がセイバーメトリクスの考えを導入して

  • 出塁率・長打率の高い選手
  • 選球眼のいい選手
  • 与四球が少なく奪三振を取れる投手

に当てはまりかつ年俸が安い選手を獲得していった結果、2001年・2002年に2年連続で100勝を達成しました。

このビリービーン氏の戦術は「マネーボール」と題して映画化もされていますのでぜひチェックしてみてください。

統計学的にコスパの良い選手を起用したんですね!

ちなみにビリービーン氏の功績によって日本プロ野球でもGMの存在が注目されてパ・リーグ球団を中心にGMが導入されるようになったので、興味がある人は以下の記事も合わせて読んでみてください。

セイバーメトリクスにおける「良い選手」とは?

セイバーメトリクスでは野球は次のような競技であると定義しています。

27個のアウトを取るまで終わらない競技

サッカーやバスケといったスポーツとの違いは、試合終了のタイミングが時間制限ではなくアウト数に制限されることですね。

言い換えると27個のアウトをとられるまでに相手よりも多くの得点を獲得すれば勝利することができます。

なので野手であれば得点期待値を向上してくれる選手、投手であれば得点期待値を下げてくれる選手がセイバーメトリクスでは「良い選手」となります。

セイバーメトリクスにおける「良い打順」とは?

セイバーメトリクスに基づくと良い打順の考え方は次のようになります。

セイバーメトリクスに基づく打順ごとの重要性のイメージ

出典:Full-Count(フルカウント)「2番打者には強打者を… よく聞く説の根拠とは?」

  • 打順の中で最も重要であるのは1番、2番、4番。その中で出塁率が高い打者を1,2番、長打率の高い打者を4番にする
  • 次に重要なのは3番、5番。3番打者はツーアウトで打順が回ることが多いので1,2,4番よりも重要度は低い
  • 6-9番はそれほど重要ではない。打力の低い4人を打力が高い順に並べる

元々日本では3番最強打者説が出回っていましたがセイバーメトリクスでは全く異なる考え方になっていますね。

統計学的に1,2,4番が重要と言われると説得力が全然違います。

セイバーメトリクスで使用される指標一覧

得点期待値を上げてくれる野手、得点期待値を下げてくれる投手が良い選手と定義されたわけですが具体的にはどんな指標がセイバーメトリクスの上で重要なのでしょうか?

野球ファンの間でも話題になりやすい指標をピックアップして紹介していきます。

  • OPS
  • QS
  • WAR

一つずつ解説します。

OPS(On-base Plus Slugging)

OPSは打者を評価する指標です。

  • 出塁率+長打率

出塁率と長打率を足し算するだけなので野球素人の方でもわかりやすいですね。

OPSが高いほど「打者としての得点能力が高い」と評価されます。

QS(Quality Start)

QSはクオリティスタートとも言い、先発投手が60点くらいの投球をできたかどうかを判断します。

6回以上3自責点以内に抑えた時にQSが1記録されます。

「どれだけ投手が安定的に試合を作ったか」を表す指標となるのでQSが多いほどその投手は試合を壊さなかったということになりますね。

WAR(Wins Above Replacement)

WARは投手・野手にかかわらず全選手共通の指標です。

「同じポジションの代替可能選手と比較してどれだけ勝利数を上乗せすることができたか」を測ることができます。

WARが5.0を超えるとオールスター級の選手と言われます!

セイバーメトリクスまとめ

本記事のセイバーメトリクスまとめです。

  • セイバーメトリクスとは統計学的に選手を評価したり戦略を立てたりする手法のこと
  • セイバーメトリクスが注目されたきっかけは2000年代のオークランドアスレチックスがセイバーメトリクスを導入して常勝球団に成り上がったから
  • セイバーメトリクスの上で良い選手とは「得点期待値を上げてくれる野手」「得点期待値を下げてくれる投手」

以上です。

記事が参考になりましたら幸いです。

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