本記事では村上宗隆がこれまでに残した成績や記録、伝説についてまとめています。
まだ20代前半にも関わらずすでに数々の記録を塗り替えている村上の活躍をぜひチェックしてみてください。
村上の試合を追いたいという方は以下の記事を参考にスマホ視聴可能なネット配信サービスを利用してみてください。
目次
村上宗隆の基本情報
| 出身地 | 熊本県熊本市 |
|---|---|
| 生年月日 | 2000年2月2日 |
| 投打 | 右投げ左打ち |
| ポジション | 三塁手、一塁手 |
| プロ入り | 2017年 ドラフト1位 |
| 経歴 | 九州学院高校→ヤクルト |
プロ入り前の村上宗隆
中学時代に九州選抜チームに選出される
村上は父とお兄さんの影響を受けて5歳から野球を始めました。
中学2年生の時に九州選抜チームとして台湾遠征を経験します。
九州学院高校時代は1年から4番に座る
1年生から4番打者として出場し、1年夏に甲子園大会に出場しました。(初戦敗退)
1年秋からは捕手を務めましたが2年夏、3年夏はともに熊本大会決勝で秀岳館に敗れ甲子園出場を逃しています。
高校通算52本塁打を記録しました。
2017年のドラフト会議で3球団競合の末ドラフト1位でヤクルトに入団！
2017年のドラフト会議で清宮幸太郎の抽選に外れたヤクルト、巨人、楽天から1位指名を受け、抽選の結果ヤクルトが交渉権を獲得し入団が決まりました。
背番号はあのゴジラ松井と同じ「55」でホームラン打者としての期待が大きいですね！
【2018】ヤクルト1年目の村上宗隆
高卒1年目となる2018年シーズンはプロ入り初打席初本塁打を記録しました。
✔︎ヤクルト1年目の成績
- 試合数：6
- 打率：.083
- 本塁打：1
- 打点：2
- タイトル：なし
高卒1年目でファーム月間MVPを獲得する
6月に二軍戦で打率.315、6本塁打、14打点、7盗塁の記録を残しファーム月間MVPを獲得しました。
ヤクルトの高卒新人がファーム月間MVPを獲得するのは2011年の山田哲人以来でした。
プロ入り初打席初本塁打を記録する
9月16日に一軍昇格し、その日の広島戦に6番三塁手で先発出場します。
第1打席にプロ入り初打席初本塁打をライトスタンドに運びました。
【2019】ヤクルト2年目の村上宗隆
✔︎ヤクルト2年目の成績
- 試合数：143(全試合)
- 打率：.231(リーグ最低)
- 本塁打：36(リーグ3位)
- 打点：96(リーグ3位)
- 三振数：184(日本人最多記録)
- タイトル：新人王
サヨナラ本塁打の最年少記録を更新する
8月12日の横浜DeNA戦で25号逆転サヨナラ本塁打を記録しサヨナラ本塁打の最年少記録を更新しました。（19歳6ヶ月）
1953年に南海・森下正夫が記録した19歳7ヶ月を66年ぶりに塗り替えました。
高卒2年目以内におけるシーズン最多打点を更新する
9月4日に87打点に到達し、高卒2年目以内のシーズン最多打点となりました。
最終的に96打点まで記録を伸ばし打点リーグ3位の好成績を記録しました。
高卒2年目以内におけるシーズン最多本塁打記録に並ぶ
9月21日に36号本塁打を打ち、高卒2年目以内のシーズン最多本塁打記録に並びました。
またセリーグ初となる高卒2年目以内での30本塁打を達成しています。
打率.231は規定打席到達者でリーグ最下位、三振数184は歴代日本人最多記録となりましたが、その一方で本塁打と打点に関する高卒2年目以内の記録を次々と塗り替えるシーズンとなりました。
【2020】ヤクルト3年目の村上宗隆
✔︎ヤクルト3年目の成績
- 試合数：120(全試合)
- 打率：.307(リーグ5位)
- 本塁打：28(リーグ2位)
- 打点：86(リーグ2位)
- 出塁率：.427(リーグ最高)
- 三振数：115(リーグ最多)
- タイトル：最高出塁率、ベストナイン(一塁手)
球団最年少となる20歳での月間MVPを獲得する
6・7月に打率.339、6本塁打、37打点で月間MVPを獲得しました。
20歳での月間MVP獲得は球団最年少記録となりました。
20歳シーズンでの全試合4番出場は史上最年少
2020年シーズンの村上は全120試合に4番として先発出場しました。
前年リーグ最下位だった打率は2020年に大きく改善し、打率.307を記録しています。
また自身初タイトルとなる最高出塁率も獲得しています。(出塁率.427)
史上最速タイとなる高卒4年目での年俸1億円到達
打率.307、28本塁打、86打点の好成績を評価され、4年目の年俸1億円で契約更改しました。
- 4年目での1億円到達は球団最速タイ記録(古田敦也、青木宣親、小川泰弘に並ぶ)
- 高卒4年目での1億円到達は史上最速タイ記録(ダルビッシュ、田中将大に並ぶ)
【2021】ヤクルト4年目の村上宗隆
✔︎ヤクルト4年目の成績
- 試合数：143(全試合)
- 打率：.278
- 本塁打：39(リーグ最多)
- 打点：112(リーグ2位)
- 出塁率：.408(リーグ2位)
- タイトル：最優秀選手、本塁打王、ベストナイン(三塁手)
東京五輪での日本代表金メダル獲得に大きく貢献する
2021年に開催された東京五輪に日本代表として選出され金メダル獲得に大きく貢献しました。
全5試合に8番三塁手として先発出場し、打率.333、1本塁打、3打点の活躍を見せました。
史上最年少となる21歳7ヶ月で通算100本塁打に到達する
9月19日に史上最年少となる21歳7ヶ月での通算100本塁打を達成しました。
1989年に清原和博が記録した21歳9ヶ月の記録を32年ぶりに更新しました。
史上最年少となる21歳でセリーグMVPを獲得する
打率.278、39本塁打、112打点の記録を残しヤクルトのリーグ優勝と日本一に貢献する活躍でセリーグMVPを獲得しました。
オリックスとの日本シリーズでは全試合に4番として座り、2本塁打を放っています。
【2022】ヤクルト5年目の村上宗隆
✔︎ヤクルト5年目の成績
- 試合数：141
- 打率：.318(リーグ1位)
- 本塁打：56(リーグ1位)
- 打点：134(リーグ1位)
- 出塁率：.458(リーグ1位)
- タイトル：最優秀選手、三冠王(首位打者、本塁打王、打点王)、出塁率、ベストナイン(三塁手)
NPB初となる5打席連続本塁打を放つ
2022年7月31日の阪神戦から2022年8月2日の中日戦にかけて日本プロ野球史上初の5打席連続ホームランを達成しました。
5打席連続はメジャーリーグでも記録されていない、プロリーグで初の大記録となりました。
NPBでアジア人打者・左打者としてシーズン最多となる56本塁打を放つ
2022年シーズンにアジア人最多（それまでの最多は王貞治の55本）、左打者最多（それまでの最多は王貞治、ローズの55本）を超える56本のホームランを放ちました。
村上選手は9月13日の巨人戦に54、55号を放ち王貞治選手他2名の記録に並びます。
しかしそこから13試合で5安打・20三振の大不振に陥ってしまいます。
そして迎えたシーズン最終戦の最終打席、56本目を放ちアジア人最多・左打者最多記録を超えるホームラン記録を達成することができました。
令和初・史上最年少での三冠王を達成する
最終的に2022年は打率.318、56本塁打、134打点という成績を残して打撃三冠王に輝きました。
22歳での三冠王は日本プロ野球史上最年少の記録であり、令和初の三冠王でもありました。
村上宗隆の活躍まとめ
本記事では村上の活躍について年度別にまとめました。
これからの活躍にも期待したいですね。
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