【プロ野球】ノンテンダーとは?球団側と選手側のメリットをそれぞれ解説!

こんにちは。

2021年のオフシーズンに日本ハムが西川選手、秋吉選手、大田選手のノンテンダーを発表したけどそもそもノンテンダーってどういう意味だろう?

本記事では上記のような疑問を解決していきます。

✔︎本記事の内容

  • プロ野球におけるノンテンダーの意味
  • ノンテンダーをする理由(球団側と選手側のメリット)
  • 日本でのノンテンダーの実例

ぜひ最後まで読んでみてください。

ノンテンダーとは?

ノンテンダーとは球団から選手に対して来季の契約を申し出ないことです。

英語で書くとNon-tender(申し出ない、提示しない、入札しない)です。

通常、球団は選手の保有権を持っており選手たちは他の球団と契約交渉を行なうことができません。

しかしノンテンダーとなった選手は球団から「保有権を放棄したから他のチームとも契約交渉を行なっていいよ〜」と言われたことになり、他球団と来シーズン以降の契約を交わすことができるようになります。

注意点
ノンテンダーになったとしても所属元球団と再契約することは可能

メジャーリーグでは元々頻繁に使われている用語ですが、2021年のオフシーズンに日本ハムの3選手がノンテンダーになったことで日本球界でも話題になりました。

それではなぜノンテンダーという契約ルールが存在するのでしょうか?

ノンテンダーというルールが存在する理由

ノンテンダーは球団側と選手側にメリットのあるルールです

しかしながら、現状球団側のほうがメリットが大きい制度になっています。

  • 球団側:年俸コストを抑えることができる
  • 選手側:(FA権を持っているのであれば)FA権を使わずに他球団に移籍できる

球団側と選手側それぞれのメリットについて解説していきます。

ノンテンダーの球団側のメリット

ノンテンダーを利用する最大の理由が「コストカット」です。

「戦力外というわけじゃ無いんだけど今の年俸だとコストパフォーマンスが見合わないんだよな〜」という選手に対してノンテンダーを通知します。

そうすると選手は次の選択を迫られます。

  • 他球団と交渉をして契約する
  • 所属元球団と再契約する

これらの選択のうち、どちらを選択したとしても球団側はコストカットを実現できます。

  • 選手が他球団と契約した →コストに見合わない選手を放出できる
  • 選手が自球団と再契約した →その選手と強気の交渉ができる(年俸を安くできる)

特に他球団に移籍となった場合は一時的に戦力ダウンになってしまうものの支配下登録の枠が空くので新戦力の補強によりチーム間競争の活性化を行なうことができます。

ノンテンダーの選手側のメリット

選手側のメリットはFA権を使わずに他球団に移籍できることです。

FA権を行使して移籍する場合とノンテンダーで移籍する場合の違いは以下の通りです。

FA権 移籍先球団から所属元球団に対して
FA権による移籍 FA権が失効する 人的補償と金銭補償を出す必要がある
ノンテンダーによる移籍 FA権は保持したまま 補償を出す必要はない

ノンテンダーによる移籍の場合FA権を保持したまま移籍することができます。

移籍先球団で好きなタイミングでFA権を行使することができますね。

また移籍先球団は所属元球団に補償を出す必要がないのでその選手が獲得してもらえる可能性が高まります。

ただしノンテンダーはFA権を持っていない選手にとっては全くメリットがなく、ただ自由契約にされただけになりますね。

FA権を持っていない場合は単に「自由契約」と言われるでしょう

日本プロ野球でのノンテンダーの実例

日本プロ野球ではノンテンダーと呼ばれる実例は多くありません。

選手名 結果
2020年オフ 村田透(日本ハム) 日本ハムと再契約
2021年オフ 西川遥輝(日本ハム) 楽天と契約
2021年オフ 秋吉亮(日本ハム) 独立リーグ球団と契約
2021年オフ 大田泰示(日本ハム) 横浜DeNAと契約

いずれも日本ハムの選手がノンテンダーを宣告されていますね

まとめ

本記事ではノンテンダーというプロ野球の制度についてお話ししました。

ノンテンダーまとめ
  • ノンテンダーとは球団から選手に対して来季の契約を申し出ないこと
  • 球団側のメリット:年俸コストを抑えることができる
  • 選手側のメリット:(FA権を持っているのであれば)FA権を使わずに他球団に移籍できる
  • ノンテンダーの実例は村田・西川・秋吉・大田(いずれも日本ハム)

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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