【野球】登録抹消の意味や抹消される理由について解説【10日間再登録不可】

こんにちは。

〇〇球団の△△選手が登録抹消、ってニュースがあったんだけど登録抹消ってどういう意味だろう?二軍落ちとは違うの?

本記事では上記のような疑問を解決していきます。

✔︎本記事の内容

  • 登録抹消の意味・二軍落ちとの違い
  • 登録を抹消される理由
  • 登録抹消にかかわる特例措置

ぜひ最後まで読んでみてください。

登録抹消とは?【10日間再登録ができない】

プロ野球における登録抹消とは、

出場選手登録(一軍登録)からその選手を抹消する

ということです。

プロ野球では70人の支配下登録選手から29人の出場選手を登録して一軍の試合を戦います。

登録抹消とは元々出場選手登録されていた選手がその枠から外されることを指します。

出場登録選手と支配下登録選手についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。

登録抹消された選手はその日から10日間は一軍に再登録することはできません

例えば8月1日に登録抹消された選手が再登録可能になるのは8月11日からになります。

安易に登録抹消してしまうとその選手は10日間も一軍で出場できなくなります

しかしこの10日間再登録不可のルールを逆手に取って「先発7人、中6日ローテーション」という作戦をとるチームもあります。

興味がある人は以下の記事も読んでみてください。

登録抹消と二軍落ちの違いは?

登録抹消と似た用語として「二軍落ち」があります。

この二つは同じ意味と思っていただいて問題ありません。

用語 意味
登録抹消 制度 出場選手登録(一軍登録)からその選手を抹消すること
二軍落ち 俗称 出場選手登録(一軍登録)からその選手を抹消すること

ニュースや新聞では一般に伝わりやすい「二軍落ち」と表現することが多いです

なぜ登録抹消するのか?【理由は3つ】

それではなぜ登録抹消をしてその選手を二軍に落とすのでしょうか?

その理由は以下の3点が考えられます。

  • 本人のケガや体調不良
  • 本人の実力不足
  • チーム事情

ひとつずつ解説します。

本人のケガや体調不良

これはわかりやすい理由ですね。

デッドボールを受けて骨折したり投球時に肩や肘を痛めると長期間試合に出れない状態になります。

そうなると一度登録抹消して二軍でケガの回復に専念してもらって、代わりに他の元気な選手を一軍に登録します。

本人の実力不足

これもよくありがちな理由です。

打撃不振、登板時の炎上、怠慢プレーなど原因はさまざまですが本人の実力不足によって二軍に落ち、その代わりの選手が一軍に上がります。

ニュースや新聞でよく見る「二軍落ち」というワードは、本人の実力不足のようなネガティブなニュアンスで使われます

チーム事情

選手本人に非はないが所属チームの事情で登録抹消されるケースもあります。

例えば以下のようなケースですね。

  • 投手層を厚くするために外野手を抹消して投手を一軍登録
  • 二軍で好調な外国人を上げるために他の外国人を抹消(外国人枠の兼ね合い)
  • 消化試合に期待の若手を一軍に上げて他の選手を抹消

各ポジションの人数調整や外国人枠の関係でその選手本人の調子にかかわらず登録抹消されることがあります。

また登録抹消は日本野球機構から公示されますが、その理由は非公表になっています。

登録抹消には例外規定もあります

登録抹消は10日間再登録不可という制約がありますが、特例措置が採用されることもあります。

  • 脳震盪登録抹消特例措置
  • 引退試合選手登録特例措置
  • 感染拡大防止特例2020(特例2020)
  • 感染拡大防止特例2021(特例2021)

それぞれどんな内容か解説します。

脳震盪登録抹消特例措置

プレー中の交錯などで脳震盪を起こして登録抹消した場合は10日間再登録不可の制約は適用されません。

脳震盪は選手の命にも関わるリスクがあるため、監督が10日間の再登録不可を気にして二軍落ちさせられない、ということがないように導入された特例措置です。

この特例によって選手を抹消する場合は代替選手を一軍登録する。抹消選手が10日以内に一軍登録される場合は代替選手が抹消される。抹消された代替選手は10日間待たずとも一軍に再登録可能。

今後も脳震盪だけでなく他の生命に関わる外傷が特例に追加される可能性が十分にありますね

引退試合選手登録特例措置

引退試合の日に限り、30人目の出場登録選手として引退選手を一軍登録することができます。(ただしベンチ入り選手数は25人のまま)

そして引退選手は引退試合の次の日に登録抹消され、クライマックスシリーズを含む残り全ての公式戦に出場できなくなります。

引退試合の開催のために二軍落ちしてしまう選手が出ないように配慮したルールです

感染拡大防止特例2020(特例2020)

新型コロナウイルスの影響によって以下のようなルールに変更になりました。

  • 出場選手登録枠:31人(元々は29人)
  • ベンチ入り枠:26人(元々は25人)
  • 外国人一軍登録枠:5人(元々4人)
    ※外国人は投手か野手どちらかを4人にしたらそれ以降内訳を変更できない

柔軟な選手の入れ替えを可能にするために選手枠が多くなりました。

またコロナ感染の疑いが出て登録抹消となった場合、その後検査で陰性とわかったら10日間以内でも再登録可能です。

感染拡大防止特例2021(特例2021)

2021年もコロナ特例のルールが適用されました。

  • 出場選手登録枠:31人(元々は29人)
  • ベンチ入り枠:26人(元々は25人)
  • 外国人一軍登録枠:5人(元々4人)
    ※外国人は投手か野手どちらかを4人にした後でも内訳を変更できる

出場選手登録枠、ベンチ入り人数、外国人枠に変更はありませんが、外国人枠の内訳を上記のように変更可能になりました。

登録抹消まとめ

まとめ
  • 登録抹消とは、出場選手登録(一軍登録)からその選手を抹消すること
  • 登録抹消と二軍落ちは同じ意味(登録抹消は制度名、二軍落ちは俗称)
  • 登録抹消の理由はだいたい「本人のケガや体調不良」「本人の実力不足」「チーム事情」の3つ

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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