【プロ野球外国人枠】日本人扱いとして外れる条件や感染拡大防止特例について徹底解説！

こんにちは。

プロ野球の外国人枠ってどんな制度なの？

外国人でも日本人扱いになれるらしいけどどんな条件があるの？

本記事では以上のような疑問を解決していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

支配下選手登録できる外国人の人数は4人まで！

日本プロ野球では日本人だけではなく海外からの外国人もチームの一員としてプレーすることができます。

いわゆる「助っ人外国人」と言われる選手たちのことですね。

そしてプロ野球では外国人が試合に出る上で出場枠（外国人枠）というものが設けられています。

なぜ外国人枠が設けられているのかというと、次のような理由が挙げられます。

あまりに外国人が増えすぎると国内選手の育成が遅れたりお金をとっている球団が有利になったりするんですね。

なので外国人の出場枠（外国人枠）は下記のように規定が決まっています。

外国人枠の規定

外国人は4人まで一軍に登録することができますが、「4人全員投手」「4人全員野手」という登録の仕方はできないんですね。

2020年はコロナウイルス感染拡大への対策として、出場選手を柔軟に変更できるように一軍登録可能選手の人数が29人から31人に広がりました。

そして外国人枠の規定についても下記のように変更されています。

特例2020

一軍登録の人数拡張と投手・野手の人数の偏りはNGというルールは納得できますね。

一方、「投手と野手のどちらかを4人にしたらその後の変更は不可」という謎ルールも追加されています。

どの球団も外国人枠4人というルールに従いチームづくりを進めていたはずなので2020シーズンは苦労したでしょうね

2021年も前年に引き続き特例制度で外国人枠が拡大しました。

そして「投手と野手のどちらかを4人にしたらその後の変更は不可」という謎ルールは2021年は廃止されています。

特例2021

しかしコロナウイルスの感染拡大による渡航制限を受けて来日が大幅に遅れてしまう外国人選手も多くいました。

チームにとっても本人にとっても大変なシーズンが続きましたね

日本国籍を持たない選手のことを「外国人選手」としていますが、実は条件を満たせば日本人扱いになれる場合があります。

日本人扱いなら外国人枠を消費することなく一軍に登録することができるので大きなメリットになりますね。

外国人枠を外れる条件は次の5つがあります。

❶ 日本の中・高・短大などに通算3年以上在学していた

❷ 日本の大学に継続して4年以上在学していた

❸ 日本に5年以上居住したうえで社会人野球チームに通算3年以上在籍していた

❹ 日本プロ野球でフリーエージェント（FA）の資格を得た

❺ ❶❷に必要な年数に達しなかったがドラフトで指名された後にそれらの在学期間とプロ野球の在籍年数の合計が5年以上経過した

外国人枠から外れる最も有名な条件はフリーエージェントの資格を得ることでしょうか

現在のルールでは一軍登録日数が8シーズンに達すればFA権を取得することが可能です。

そのほかにも日本の学校や社会人野球に一定の期間以上在籍していれば外国人ではなく日本人として登録することができます。

上記の❶〜❺の条件によって外国人枠から外れた主な選手は以下の通りです。