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【プロ野球】全国17大都市圏から新球団候補地を割り出してみた【16球団構想】

【プロ野球】全国17大都市圏から新球団候補地を割り出してみた【16球団構想】

※本ページにはプロモーションが含まれます。

こんにちは。

プロ野球では王貞治さんや古田敦也さんが旗振り役として「16球団制の導入」が水面下で進められています

60年以上ずっと12球団制だったので16球団制が実現すればプロ野球にとって大きな改革になりますね。

16球団制にする上で問題になってくるのが「どこに新球団を設立するか」ということです。

そこで今回は新球団の候補地を決める上で「17大都市圏」に着目して候補地を絞り出してみました!

ぜひ最後まで読んでみてください。

プロ野球新球団構想とは?

1957年の球団合併以降、現行のプロ野球12球団制になってすでに60年以上が経過しています。

球団の売却&買収や新球団楽天の設立など球団の顔ぶれは変化していますが12球団という球団数はずっと維持してきました。

しかしその間アメリカMLBではどうなっていたかというと1950年代から2010年代の間に16球団から30球団にまでチーム数を増加させています

そこで日本プロ野球でも12球団から16球団に増やそうとする「エクスパンション構想」を望む声がちらほらあがってきています。

 

新球団を作るメリット

新球団を作るメリットは

  • 地域創生による観光客の増加
  • プロ野球を身近な存在にできる
  • 観戦客やテレビの放映権による経済効果

などが挙げられます。

地元にプロ野球チームができて気軽に野球観戦できるようになれば嬉しいですし、地域密着のチームになりやすいですよね。

また地域としても観光客が増えて経済効果が期待できそうです。

 

新球団を作るデメリット

一方新球団を作るデメリットとしては

  • 本来1軍レベルではない選手が出場できることによる球界レベルの低下
  • 既存ファンの食い合い
  • 安定した収益化が可能か

あたりが考えられます。

プロ野球チームは黒字で運営できているチームもあれば赤字のチームもあります。

新規球団のうちは新規ファンを獲得するのに時間がかかるかもしれないので安定した収益化が難しい可能性がありますね。

また球団数を増やしてしまうと本来2軍レベルの選手を1軍で出場させないといけないことになるので球界のレベル低下が懸念されます。

しかし出場選手の増加は選手にとってはチャンスでもあるので新たなスターが誕生するきっかけになるかもしれませんね。

 

新球団候補地に必要な要素とは?

既存ファンを食い合ってしまうこともデメリットとしては大きく、現行球団が新球団をよく思わない原因になりかねません。

そして地元密着型のチームを作るためにはある程度大きなマーケットサイズが必要でしょう。

そこで

既存ファンを食い合わないようにまだプロ野球チームのない都市圏に新球団を作る

というのが候補地をを決める上で一つの要素になるのではないでしょうか。

今回は「17大都市圏」に着目して新球団候補地を探ってみました

 

全国17大都市圏とは?

日本には「三大都市圏」や「五大都市圏」や「七大都市圏」など人口が集中している都市圏のくくりが存在しています。

  • 三大都市圏:関東+近畿+中京
  • 五大都市圏:三大都市圏+札幌+福岡
  • 七大都市圏:五大都市圏+仙台+広島

それを17個に拡大したのが17大都市圏です。

「週刊ダイヤモンド」が2015年人口から17大都市圏ランキングを集計しているので今回はそれを参考にしてみました。

順位 都市圏名 人口(万人)
1 東京 3510
2 大阪 1219
3 名古屋 554
4 京都 268
5 福岡 260
6 神戸 242
7 札幌 236
8 仙台 161
9 岡山 153
10 広島 143
11 前橋 143
12 北九州 134
13 浜松 113
14 熊本 111
15 宇都宮 110
16 新潟 106
17 静岡 99

出典:”全国17大都市圏人口ランキング!これが都市の本当の実力だ”. 週刊ダイヤモンド. 2016.5.2

上記17都市人口の算出方法は人口が集中している中心都市の人口と通勤者の割合が10%を超えている郊外部人口を足し合わせた数字になっています。

「東京都市圏」であれば川崎や横浜や千葉やさいたまも一括りにして都市圏を形成しています。

東京が突出していますが他の都市も100万人規模のマーケットを形成していますね

 

17大都市圏をもとにした新球団候補地を紹介!

baseball

前項で大都市圏を形成している17都市について把握することができました。

しかしすでにプロ野球チームが存在する都市に新しくチームを作ってしまうと既存ファンの食い合いが起こってしまいます。

この17都市の中でまだプロ野球チームが存在しない都市はどこでしょうか?

 

新球団候補地はどこ?

この17大都市圏の中でプロ野球チームの有無をまとめたのが次の表です。

都市圏名 プロ野球チームの有無 プロ野球チーム
東京 あり 巨人、ヤクルト、横浜DeNA、西武、ロッテ
大阪 あり オリックス、阪神
名古屋 あり 中日
京都 なし
福岡 あり ソフトバンク
神戸 なし
札幌 あり 日本ハム
仙台 あり 楽天
岡山 なし
広島 あり 広島東洋
前橋 なし
北九州 なし
浜松 なし
熊本 なし
なし
新潟 なし
静岡 なし

大都市圏の定義上西宮市は大阪大都市圏に含まれるそうなので、阪神は大阪大都市圏にしました。

17大都市のうち7都市ではすでにプロ野球チームが存在していましたが、10都市は未開拓の状態です。

17大都市圏をもとにすればこの10都市が新球団候補地になってくるのではないでしょうか?

 

新球団候補地の本拠地球場はどこ?

17大都市のうちじつに10都市でまだプロ野球チームが存在しないことがわかりました。

そして新球団を設立する上で重要になってくるのが

プロ野球を開催できるスタジアムがあるかどうか

という点です。

そこで各10都市について主要野球場と考えられるスタジアムを抜粋してみました。

都市圏名 球場名 収容人数(人)
京都 わかさスタジアム京都 20000
神戸 ほっともっとフィールド神戸 35000
岡山 倉敷マスカットスタジアム 30000
前橋 敷島公園野球場 20000
北九州 北九州市民球場 20000
浜松 浜松球場 26000
熊本 藤崎台県営野球場 24000
宇都宮 宇都宮清原球場 30000
新潟 HARD OFF ECOスタジアム新潟 30000
静岡 静岡草薙球場 30000

全都市圏とも収容人数20000人越えのスタジアムが存在しますね。

2019年1試合観客動員数はセリーグが34,655人、パリーグが27,203人だったので収容人数20000人の球場は「増席が必要」というラインになってきます

しかし新球団だった楽天も設立当初のキャパは23000人でしたが段階的に増席していって現在の収容人数は30000人になっています。

なので現在収容人数20000人の球場も今後新球団設立後に増席することを前提にするのであれば候補球場としてはクリアになるのではないでしょうか

 

まとめ

今回は全国17大都市の定義をもとに新球団候補地を10個提案してみました。

まとめ
  • 京都都市圏:わかさスタジアム京都
  • 神戸都市圏:ほっともっとフィールド神戸
  • 岡山都市圏:倉敷マスカットスタジアム
  • 前橋都市圏:敷島公園野球場
  • 北九州都市圏:北九州市民球場
  • 浜松都市圏:浜松球場
  • 熊本都市圏:藤崎台県営野球場
  • 宇都宮都市圏:宇都宮清原球場
  • 新潟都市圏:HARD OFF ECOスタジアム新潟
  • 静岡都市圏:静岡草薙球場

東京都市圏や大阪都市圏に新球団を作ってしまうとファンの食い合いが発生してしまうためできればまだプロ野球チームの存在しない都市圏に新球団を設立したいですね。

また地域創生という意味でもプロ野球チームが根付いていない場所が適切だと考えます。

下記の記事では今回とは異なり収容人数と市の人数に着目して新球団候補地についてまとめているのでぜひご覧ください

収容人数&市の人口をもとにした新球団候補地10選を解説!【プロ野球16球団構想】

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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