本記事ではWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の開催周期が何年に一回(何年ごと)なのかについてわかりやすく解説します。
✔︎本記事の内容
- WBCは何年に一回開催される?
- なぜ4年周期ではない大会が存在するのか?
- 次回以降のWBCは何年後になる予定?
目次
WBCは何年に一回開催される?
WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)は基本的に4年に1回開催されます。
✔︎WBCの開催年
大会名 | 開催年 | 前回大会から何年後? |
---|---|---|
第1回WBC | 2006年 | – |
第2回WBC | 2009年 | 3年後 |
第3回WBC | 2013年 | 4年後 |
第4回WBC | 2017年 | 4年後 |
第5回WBC | 2023年 | 6年後 |
第6回WBC(予定) | 2026年 | 3年後 |
オリンピックやワールドカップといった4年おきに開催されるほかの国際大会とできるだけ開催年度が被らないように調整されています。
しかし4年周期で開催されていない大会もいくつか存在します。
それではなぜ4年周期ではなく3年間隔、6年間隔になってしまっている大会があるのかお話しします。
第1回(2006年)〜第2回(2009年)はなぜ3年間隔?
第1回大会は元々2005年に開催される予定でした。
その理由は、
- サッカーワールドカップ(2002年から4年間隔)
- ラグビーワールドカップ(2003年から4年間隔)
- 夏季オリンピック(2004年から4年間隔)
の国際大会と開催周期を避けるため2005年から4年周期という予定を立てていたからです。
しかしNPB(日本)・KBO(韓国)からMLB(アメリカ)に対して「MLB機構の主催ではなく大会運営組織を作るべき」といった反対意見が出たことで開催年が1年延期になり2006年になりました。
よって第1回大会は2006年開催となりましたが第2回は2005年から予定通り4年後の2009年となったため、結果的に第1回と第2回の間隔は3年となった経緯があります。
第4回(2017年)〜第5回(2023年)はなぜ6年間隔?
第5回大会は元々2021年に開催予定でした。
しかし2020年に発生した新型コロナウイルス感染症拡大の影響で第5回大会は無期限の延期となることがMLBから発表されました。
その後2023年に第5回大会が開催予定である旨が発表され、無事執り行うことができました。
第5回(2023年)〜第6回(2026年)はなぜ3年間隔?
第6回大会は元々2025年に開催される予定でした。
しかし先ほどお話しした通り第5回大会が2023年にずれ込んだため、さすがに2年後の開催は早すぎるという判断になり、1年遅らせることが決定しました。
ちなみに2026年はカナダ・メキシコ・アメリカの3カ国共同開催のW杯も行われるため、アメリカ人にとってはいつになくスポーツで盛り上がれる年になりそうですね。
次回以降のWBC開催年は何年後になる予定?
第6回大会は2026年開催予定と発表されていますがその後はどのようなスケジュールになるのでしょうか。
おそらく以下のような開催スケジュールになると想定できます。
大会名 | 開催年 |
---|---|
第6回WBC | 2026年(発表済み) |
第7回WBC | 2029年(予想) |
第8回WBC | 2033年(予想) |
第7回大会以降は2029年から4年周期の開催に戻り、夏季五輪・ラグビーW杯・サッカーW杯と被らないスケジュールになると考えられます。
以上、WBCの開催周期に関する解説でした。