こんにちは。
野球の投手指標の中で「WHIP」は比較的わかりやすく使いやすい指標として注目されています。
「1イニングに何人の走者を出すか」を表す数値で、投手の安定感を測るのに役立ちます。
今回はWHIPの意味・計算方法・目安・使い方についてわかりやすく解説します。
WHIPとは?
WHIPとは「Walks plus Hits per Inning Pitched」の略で、「1投球回あたりの被安打数と与四球数の合計」を示す指標です。
1イニングに平均何人の走者をヒットと四球で出しているかを表します。
WHIPの計算式
| 計算式 |
|---|
| WHIP =(被安打数 + 与四球数)÷ 投球回数 |
計算がシンプルなため、セイバーメトリクスの指標の中でも理解しやすい部類に入ります。
WHIPの目安
| WHIPの値 | 評価 |
|---|---|
| 1.00以下 | 超一流・エース級 |
| 1.00〜1.20 | 優秀な先発投手レベル |
| 1.20〜1.40 | 平均的なレベル |
| 1.50以上 | 改善が求められるレベル |
WHIPが1.00以下の投手は、1イニングに平均1人以下の走者しか出さないという意味で、非常に安定した投球をしていることを示します。
WHIPで何がわかるのか?
WHIPは投手の「ランナーを出しやすさ」を端的に表します。
同じ防御率でも、毎回ランナーを出しながら粘り強く抑えている投手と、ほとんどランナーを出さずに抑えている投手では安定感が大きく異なります。
WHIPを見ることで、そのような「投球の質の違い」が見えてきます。
WHIPの限界
WHIPにも弱点があります。
死球(HBP)が含まれないため、死球が多い投手は実際よりWHIPが良く見える場合があります。
また本塁打の影響も直接反映されないため、防御率や前述のFIPと組み合わせて使うとより正確な評価ができます。
各種指標を組み合わせた総合評価についてはセイバーメトリクスの基本も参考にしてください。
まとめ
- WHIPは1投球回あたりの被安打+与四球の合計
- 計算式:(被安打+四球)÷ 投球回
- 1.00以下が超一流の目安、1.20〜1.40が平均的
- 投手の安定感・走者を出しやすさを測るのに役立つ