こんにちは。
WBC2023で日本代表として活躍したラーズ・ヌートバー選手をご存知でしょうか。
アメリカ・カリフォルニア州出身で、MLB・セントルイス・カーディナルスに所属する外野手でありながら、日本代表のユニフォームを着てWBCに出場しました。
「なぜアメリカ生まれの選手が日本代表なの?」と疑問に思った方も多いはずです。
今回はヌートバーの出場資格と、WBCの代表選出ルールについてわかりやすく解説します。
ラーズ・ヌートバーのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1997年9月22日 |
| 出身地 | カリフォルニア州エル・セグンド |
| 所属球団 | セントルイス・カーディナルス(MLB) |
| ポジション | 外野手(右翼手) |
| 父親 | アメリカ人 |
| 母親 | 日本人(明美さん) |
ヌートバーの母・明美さんは日本人で、彼は日米のルーツを持つ選手です。
MLB選手として活躍する一方で、日本語を熱心に学び、日本文化への親しみも深めています。
WBCの出場資格とは?
WBCでは、以下のいずれかの条件を満たす選手がその国の代表として出場できます。
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| ①出生地 | その国・地域で生まれた |
| ②国籍・市民権 | その国・地域の国籍または市民権を持つ |
| ③血統(親) | 親のどちらかがその国・地域で生まれた |
| ④血統(祖父母) | 祖父母のいずれかがその国・地域で生まれた |
| ⑤居住歴 | その国・地域に一定期間居住した実績がある |
この資格ルールは、海外に移住した選手や移民系の選手が自国のルーツで代表に参加できるよう設けられています。
特に「親・祖父母の出身国」で代表になれるルールは、世界各地に散らばる野球選手を国際大会に取り込む意図があります。
ヌートバーが日本代表になれた理由
ヌートバーが日本代表として出場できた根拠は、「母・明美さんが日本人(日本生まれ)」という点です。
WBCの出場資格③「親のどちらかがその国・地域で生まれた」に該当するため、日本代表としての出場資格を持ちます。
ヌートバー本人もこの出場資格を活かして、日本代表入りを希望したとされています。
またNPB(日本プロ野球)での経験がなくMLB一筋のキャリアでありながら日本代表に選ばれたのは、当時としては異例のことでした。
WBC2023でのヌートバーの活躍
ヌートバーはWBC2023において、1番打者・右翼手として日本代表に欠かせない存在になりました。
高い出塁率・積極的な走塁・強肩の守備で日本の攻守に貢献し、チームに勢いをもたらしました。
特に話題になったのが「ペッパーミル(胡椒挽き)」パフォーマンスです。
安打を打ったりチャンスを作ったりするたびにペッパーミルを挽くポーズをとり、チームメイトや日本のファンに広まって大会を盛り上げました。
日本語を一生懸命に話す姿や、チームに溶け込む姿勢が日本のファンに愛され、大会終了後も高い人気を誇っています。
似たようなケースは他にもある?
WBCではヌートバーのように、複数の国の出場資格を持つ選手が自分のルーツに合わせて代表を選ぶケースは珍しくありません。
ドミニカ共和国やプエルトリコの代表チームには、MLB所属選手が多く含まれますが、その多くは当該国出身か、親・祖父母のルーツを持つ選手です。
このルールがあるからこそ、各国が世界に散らばった有能な選手を代表に招集でき、WBCの競技レベルが高まっています。
まとめ
- ヌートバーは母親が日本人であるため、WBCの血統ルール(親の出身国)に基づき日本代表資格を持つ
- WBCの出場資格は「出生地・国籍・親・祖父母・居住歴」の5つの条件いずれかを満たせばよい
- WBC2023では1番打者として活躍し、ペッパーミルパフォーマンスで日本のファンを熱狂させた
- 複数のルーツを持つ選手がWBCで各国代表として活躍することは世界的に一般的
ヌートバーの登場はWBCの出場資格ルールを多くのファンに知らせるきっかけにもなりました。
日本代表の試合観戦にはWBC2026視聴方法の記事も参考にしてみてください。