【なぜ?】京都国際高校の校歌が韓国語である理由を解説【高校野球】

京都国際高校は2021年の春に甲子園に初出場した高校野球の強豪校です。

そして甲子園で演奏された韓国語の校歌が世間の話題になりました。

そこで本記事では京都国際高校の校歌と野球部の実績について深掘りしていきます。

✔︎本記事の内容

  • 京都国際高校の韓国語の校歌
  • なぜ京都国際高校の校歌は韓国語(ハングル)なのか?
  • 京都国際高校野球部の甲子園戦績、日本人は在籍しているのか?

京都国際高校の韓国語の校歌(和訳付)

동해 바다 건너서 야마도 땅은
東の海を渡りし 大和の地は

 

거룩한 우리 조상 옛적 꿈자리
偉大な祖先 古の夢の場所

 

아침 저녁 몸과 덕 닦는 우리의
朝な夕なに 体と徳を磨く

 

정다운 보금자리 한국의 학원
我らのふるさと 韓日の学び舎

※日本語訳は京都国際高校からNHKへ提出されたもの

校歌全文が韓国語(ハングル)である珍しい高校ですね。

なぜ京都国際高校の校歌は韓国語(ハングル)なのか?

なぜ京都国際高校の校歌が韓国語なのかというと同校はもともと在日韓国人向けの外国人学校だったからです。

京都国際高校の沿革は次のとおりです。

1947年 京都朝鮮中学が開校

1958年 京都韓国学園を設立

1999年 硬式野球部を創部

2003年 京都国際学園を設立

2004年 京都国際高校を開校(一条校として認められる)

※一条校とは日本人も自由に入学するいわゆる一般の学校のこと

外国人学校から一条校になったのは2004年と比較的新しく、それまでは在日韓国人向けの民族学校でした。

そして一条校の開校当初も韓国人が多かったですが徐々に日本人の入学者が増えてきています。

国際学校として朝鮮語、英語、日本語のトリリンガル教育を目標に掲げ、語学教育を行なっています。

甲子園での校歌演奏の際の配慮

甲子園では試合の2回終了時と試合に勝利した時に京都国際高校の校歌が演奏されました。

中継映像にてハングルと日本語訳が併記されましたが以下のような配慮がされています。

  • 「東海」ではなく「東の海」と表示
  • 「韓国の学園」ではなく「韓日の学び舎」と表示

特に「東海」は韓国政府が国際的に日本海を東海として認知させることを目指していて日本政府がこれを批判しているので外交問題になっています。

日本人は在籍しているのか?

生徒数は1学年約45人で全国からの生徒や留学生が在籍しています。

そして野球部メンバーは春のセンバツに出場した2021年3月時点では全員日本人でした。

ちなみに日本の一条校であると同時に韓国の正規の学校としても認められているため、日韓両国の高等学校の卒業資格が与えられる珍しい学校です。

京都国際高校野球部の甲子園戦績

京都国際高校は2021年春に初めて甲子園に出場しました。

✔︎京都国際高校の甲子園戦績

2021年春 1回戦 5-4で勝利 vs柴田高
2回戦 4-5で敗北 vs東海大菅生高
2021年夏 1回戦 1-0で勝利 vs前橋育英高
2回戦 6-4で勝利 vs二松学舎大付高
準々決勝 3-2で勝利 vs敦賀気比高
準決勝 1-3で敗北 vs智弁学園高
2022年夏 1回戦 5-6で敗北 vs一関学院高

【余談】初試合の相手メンバーがのちに京都国際の監督に

京都国際高校の硬式野球部は1999年に創部され、その年の全国高等学校野球選手権京都大会に公式戦に初出場しました。

しかし初戦に前年夏に甲子園大会で準優勝した京都成章高校に0対34(5回コールド)で敗北してしまいます。

それでも試合の最後まで懸命にプレーしたことが京都成章高校にも伝わり、普通なら控え選手と交代させる場面にも関わらず最後までベストメンバーで戦う形で京都国際高校に応えました。

その初試合で京都成章高校の二塁手として出場していた小牧憲継氏がのちに京都国際高校の監督に就任し同校を甲子園初出場に導いています。

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