こんにちは。
今回は平成と令和に達成された「無」記録についてまとめてみました。
無三振や無失点、無本塁打などの「無」と名のつく記録です。
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
連続無〇〇記録を達成した選手9人
平成と令和に達成された連続「無」記録を9つ紹介します!
【イチロー】連続打席無三振
216打席連続無三振(1997年)
当時1994-1996年の間に3年連続MVPに選ばれていたイチローの連続打席無三振です。
ただ三振をしないだけならバントや早打ちや当てるだけのバッティングで対処は可能です。
しかしイチローは無三振記録を継続しながらその年首位打者を獲得しているのがすごいですね。
【金本知憲】連続打席無併殺打
1002打席連続無併殺打(2000-2001年)
次は連続フルイニング出場の世界記録を持つ金本知憲です。
2000年から2001年にかけて1002打席連続で一度も併殺打を打ちませんでした。
金本は2000年にトリプルスリーを達成しており、左バッターだったこと・フライ性の打球が多いこと・俊足だったことがこの記録につながったのかもしれませんね。
【タイロンウッズ】初打席から連続打席無三塁打
2940打席連続無三塁打(2003-2008年)
次は横浜と中日で3度の本塁打王に輝いたタイロンウッズの記録です。
横浜での2年間と中日での4年間で1度も三塁打を打たずに引退までプレーしました。
盗塁は毎年1-3個決めておりそこまで鈍足の選手ではないのでちょっと意外な記録ですね。
【赤星憲広】連続打席無本塁打
2528打席連続無本塁打(2005-2010年)
阪神タイガースのトップバッターとして5年連続盗塁王を獲得した赤星の連続打席無本塁打記録です。
2005年にホームランを放ってから2010年に引退するまで1本もホームランがありませんでした。
しかしこれは赤星が一番打者としての役割を全うしたからこそ生まれた記録でもあります。
【阿部慎之助】連続守備機会無失策
連続守備機会無失策1709(2010-2011年)
巨人の捕手、阿部慎之助が樹立した連続無失策の日本記録です。
守備気合数=刺殺数+補殺数+失策数
捕手の守備機会とは、キャッチャーフライや本塁クロスプレイ、バント処理、3ストライク目の捕球などですが1709回連続で失策がありませんでした。
ちなみにパスボールは「捕逸」という記録に分類されるので失策にはカウントされません。
【岡田幸文】初打席から連続打席無本塁打
初打席から2501打席連続無本塁打(2010-2018年)
次は育成ドラフトから1軍の外野手レギュラーに上り詰めたロッテの岡田幸文です。
赤星は「初打席から」という条件を限定せずに2528打席無本塁打でしたが、岡田は初打席から引退するまでの2501打席全てで無本塁打でした。
しかし並の選手では2500打席以上も打席に立つことすらできないので守備の名手である岡田だからこそ達成できた記録ですね。
【公文克彦】初登板から連続無敗戦
182試合連続無敗戦(2013-2020年)
次は巨人と日本ハムで中継ぎとしてプレーしている左腕ピッチャーです。
巨人時代は1軍と2軍を行ったり来たりしていましたが、大田泰示とともに日本ハムにトレードされてから才能が開花しました。
セットアッパーとして日本ハムの台所事情を支え、2020年に初黒星を記録するまで無敗のピッチングを続けました。
【栗林良吏】初登板から連続試合無失点
22試合連続無失点(2021年)
プロ入り1年目にして広島のクローザー、そして東京五輪日本代表の守護神を務めた栗林良吏です。
開幕2戦目にプロ初登板プロ初セーブを挙げた後、22試合連続で無失点投球を続けました。
東京五輪でも2勝3セーブで日本の金メダル獲得に大きく貢献しました。
【平良海馬】連続試合無失点
39試合連続無失点(2021年)
西武の160キロ右腕、平良海馬の連続試合無失点記録です。
当時日本記録の藤川球児の38試合連続無失点を更新しての日本新記録でした。
栗林は「初登板から」という条件付きでしたが、平良の記録は日本最長連続記録です。
まとめ
今回は以下の無〇〇記録についてまとめました。
- 【イチロー】連続打席無三振
- 【金本知憲】連続打席無併殺打
- 【タイロンウッズ】初打席から連続打席無三塁打
- 【赤星憲広】連続打席無本塁打
- 【阿部慎之助】連続守備機会無失策
- 【岡田幸文】初打席から連続打席無本塁打
- 【公文克彦】初登板から連続無敗戦
- 【栗林良吏】初登板から連続試合無失点
- 【平良海馬】連続試合無失点
何事も「無」を続けることは運と実力の両方が必要な記録ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!