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プロ野球の勝利の方程式について徹底解説していきます!【歴代最強はどの投手陣?】

【歴代最強?】プロ野球の勝利の方程式について徹底解説していきます!

※本ページにはプロモーションが含まれます。

野球中継を見ると勝利の方程式って言葉をよく耳にするけどどういう意味なの?

今回はプロ野球で定番の戦略となっている勝利の方程式について解説していきます。

この記事を読めば

  • 勝利の方程式の意味
  • 勝利の方程式という言葉がなぜできたか?
  • 歴代最強の勝利の方程式はどのリリーフ陣か?

について知ることができます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

勝利の方程式とは?

プロ野球における勝利の方程式とは次の意味を持ちます。

勝利の方程式とは

リードを守ったまま勝利を挙げるために試合終盤に登板させるリリーフ投手の継投策のこと

多くの場合、7・8・9回に登板する3人の投手のことを総称して勝利の方程式と言いますね。

7・8・9回の各イニングに投げる投手は固定しているので5、6回でリードしている試合展開であれば、勝利の方程式の各投手が自分の担当するイニングでの登板に向けてブルペンで準備を開始します。

この勝利の方程式を確立できるかどうかが優勝に直結しますね!

勝利の方程式という言葉はいつ頃になぜ流行ったの?

勝利の方程式という言葉が定着したのは2005年のことです。

2005年ごろから勝利の方程式が流行り始めたのは次の2点の理由があったからですね。

  • ホールドという記録が新しくできたから
  • 両リーグのJFKとYFKが優勝に貢献したから

ホールド?JFK?YFK?という方もいると思うので解説していきます。

ホールドという記録が新しくできたから

ホールドとは一言で言うとリードor同点を保つことができた中継ぎ投手に与えられる記録のことです。

投手の記録である「勝利」や「敗戦」、「セーブ」と同列の記録ですね。

ホールドという記録は

  • 勝利・敗戦…1リーグ制のときから採用
  • セーブ…1974年にセパ両リーグで採用
  • ホールド…2005年からセパ両リーグで採用

のように他の投手記録と比較して歴史が浅い記録です。

このホールドの誕生により中継ぎ投手に一層注目が集まり、勝利の方程式の誕生に大きく影響を与えました。

2004年までは中継ぎ投手を正当に評価する指標がなかったんですね

両リーグのJFKとYFKが優勝に貢献したから

勝利の方程式という言葉が誕生した二つ目の理由はJFKとYFKがリーグ優勝に大きく貢献したからです。

JFKとYFKとはそれぞれ勝利の方程式を担った投手たちの頭文字です。

JFK…ジェフウィリアムス(J)、藤川(F)、久保田(K)

YFK…薮田(Y)、藤田(F)、小林雅(K)

JFKは阪神タイガース、YFKは千葉ロッテマリーンズのリーグ優勝に大きく貢献しました。

3人がそれぞれ7、8、9回を1イニングずつ投げて逃げ切るという勝ちパターンを定着させていました。

ちなみに3人が投げる順番は両チームとも試合によって流動的で固定されていません

歴代最強の勝利の方程式は?

これまで各チームで多くの勝利の方程式が誕生しましたが歴代最強の勝利の方程式はどの投手たちなのでしょうか?

今回は私の完全な独断と偏見で歴代最強と考えうる5組の勝利の方程式を紹介していきます。

異論は認めます!

JFK(阪神・2007年)

  • ウィリアムス 60登板 0.96 1勝2敗42H
  • 久保田智之 90登板 1.75 9勝3敗46H
  • 藤川球児 71登板 1.63 5勝5敗46S6H

防御率0点台のウィリアムス、90登板の久保田、46セーブの藤川と圧倒的な実力を持つリリーフ陣ですね。

阪神戦の攻撃は6回までと言わしめる大活躍でした!

SBM(ソフトバンク・2010年)

  • 攝津正 71登板 2.30 4勝3敗1S38H
  • ファルケンボーグ 60登板 1.02 3勝2敗1S39H
  • 馬原孝浩 53登板 1.63 5勝2敗32S2H

ソフトバンクモバイルをもじってSBMと呼ばれた勝ちパターンです。

中でもファルケンボーグは9試合連続3者凡退を達成するなど圧巻の成績でした。

ホークス7年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました

浅尾と岩瀬(中日・2011年)

  • 浅尾拓也 79登板 0.41 7勝2敗10S45H
  • 岩瀬仁紀 56登板 1.48 0勝1敗37S7H

落合監督率いる中日は磐石なリリーフ陣で有名でしたがその中でも2011年は特にすごかったです。

特に浅尾は47ホールドを挙げて中継ぎ投手として史上初となるリーグMVPを獲得する活躍を見せました。

浅尾岩瀬以外の投手も凄かったですがやはりこの二人の成績が圧倒的すぎました

スコット鉄太朗(巨人・2013年)

  • 山口鉄也 64登板 1.22 4勝3敗6S38H
  • マシソン 63登板 1.03 2勝2敗40H
  • 西村健太朗 71登板 1.13 4勝3敗42S10H

やや強引な命名ですがこの3人が試合終盤を投げる巨人は中盤までにリードを奪えば無敵状態でした。

山口とマシソンが最優秀中継ぎ、西村が最多セーブを獲得し3人揃ってタイトルホルダーになりました。

巨人の2012〜2014年の三連覇には欠かせない存在でした!

森と岩嵜とサファテ(ソフトバンク・2017年)

  • 森唯斗 64登板 3.92 2勝3敗1S33H
  • 岩嵜翔 72登板 1.99 6勝3敗2S40H
  • サファテ 66登板 1.09 2勝2敗54S3H

2017年のソフトバンク日本一に大きく貢献した勝利の方程式です。

特に守護神のサファテは前人未到の54セーブを挙げてリーグMVPに輝きました。

サファテはホークス史上最高助っ人の呼び声が高いですね!

まとめ

今回はプロ野球の勝利の方程式について解説しました。

まとめ
  • 勝利の方程式とはリードを守ったまま勝利を挙げるために試合終盤に登板させるリリーフ投手の継投策のこと
  • 勝利の方程式という言葉が誕生した理由は「ホールドという記録が新しくできたから」「両リーグのJFKとYFKが優勝に貢献したから」

勝利の方程式の投手たちは最後の砦のような存在でファンから見ても非常にかっこいいですね

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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