【3,000円で全試合網羅】LeminoのMLBポストシーズンパックはこちら!

CS不要論とは?賛否の意見と3リーグ制という1つの解決案を解説

※本ページにはプロモーションが含まれます。

「CS不要論」とは、クライマックスシリーズ(CS)をやめるべき、または大きく見直すべきだという意見のことです。毎年、下位のチームが勝ち上がって日本シリーズに進むたびに話題になり、2026年にはNPBがルールの見直しに動きました。

この記事では、CSの仕組みを簡単に整理したうえで、支持派の主張と不要論の理由を紹介します。そして、当ブログが考える解決策として「3リーグ制」を提案します。

CSのルールをかんたんに

CSは、セ・パ各リーグの上位3チームが日本シリーズ出場権をかけて戦う短期決戦で、2007年に導入されました。

  • ファーストステージ:2位と3位が対戦する3試合制(2勝で突破)
  • ファイナルステージ:リーグ優勝(1位)チームと勝ち上がったチームが戦う6試合制(4勝先取)。1位チームにはホーム開催権と1勝のアドバンテージが与えられる
  • 2026年からの新ルール:勝ち上がったチームが優勝チームと10ゲーム差以上、またはシーズン勝率5割未満の場合、アドバンテージが2勝に増える(最大7試合・5戦先取)

仕組みの詳細はクライマックスシリーズの仕組み、新ルールはCSファイナルのアドバンテージ新ルールで解説しています。10ゲーム差の数え方はゲーム差の意味をご覧ください。

CS支持派の意見

まずは、CSを支持する側の主張を整理します。

収益と注目度の高さ

CS導入後、観客動員や放映収入は年々伸びてきました。選手の年俸が上昇し続けるなか、球団経営にとってポストシーズンの収入は大きな柱です。「興行として成り立っている以上、改革はしても廃止はない」という見方もあります。

優勝決定後も関心が続く

リーグ優勝が早く決まっても、2位・3位の争いが最後まで続けば、シーズン終盤の消化試合が減ります。ファンの関心を保てる点は、CSの大きな利点とされています。

下位球団にもチャンスがある

短期決戦では、シーズンの成績どおりに進まないことがあります。その下剋上こそがCSの醍醐味だと考えるファンも少なくありません。

CS不要論の理由

一方で、不要論には次のような理由があります。

①レギュラーシーズンの価値が薄れる

CS導入後、シーズン2位・3位から日本シリーズに進んだ例は、2010年のロッテ(3位)、2014年の阪神(2位)、2017年のDeNA(3位)、2018・2019年のソフトバンク(2位)、2024年のDeNA(3位)、2026年のDeNA(3位)などがあります。

2024年のDeNAは勝率.507でCSを勝ち上がり、史上最低勝率での日本一になりました。勝率5割未満でCSに出場した球団も、2025年時点で7チームあります。143試合を戦って積み上げた差が、数試合で覆る。この構造が最大の批判点です。

2026年にNPBが優勝チームのアドバンテージを条件付きで2勝に増やしたのも、こうした声への対応でした。ただ、条件に当てはまらなければ1勝のままで、根本的な解決とは言いにくい面があります。

②優勝チームが不利になる「空白」の問題

CSには消化試合を減らす狙いがありますが、優勝を早く決めたチームには、逆に長い空白期間が生まれます。

2025年の阪神は9月7日に両リーグ史上最速でリーグ優勝を決め、その後の試合は実質的な消化試合になりました。2026年のソフトバンクも9月17日に優勝を決めてから、ファイナルステージの開幕(10月14日)まで約4週間空いています。勢いのある相手と対戦する優勝チームのほうが、コンディション面で不利になるという指摘です。

③選手の負担が大きい

元DeNAコーチの高木豊氏は、CSの収益や注目度の大きさを認めつつ、選手は大変だと述べています。さらに、下剋上をなくしたいならCSは開催しないほうがいいとも発言しています。

コミッショナーも、勝率5割を切ったチームがCSを勝ち抜いて日本一になるケースに問題意識を示しており、制度への疑問は球界内にも広がっています。

当ブログもCSは不要と考えています

当ブログの管理人も、現行のCSには正直なところ納得できていません。

ただし、CSが興行として成功しているのは事実です。単純に廃止して元に戻すのではなく、収益と消化試合の削減も両立できる別の形が必要だと思います。

解決策は「3リーグ制」

そこで提案したいのが、メジャーリーグの3地区制にならって、12球団を地域別の3リーグに分ける方式です。

リーグ 球団
東(Eastern) 北海道日本ハム、東北楽天、西武、千葉ロッテ
中(Central) 読売、東京ヤクルト、横浜DeNA、中日
西(Western) オリックス、阪神、広島、福岡ソフトバンク

試合の組み方

レギュラーシーズンは全144試合です。同じリーグの3チームと24試合ずつ(計72試合)、他リーグの8チームと9試合ずつ(計72試合)を戦います。

プレーオフの流れ

プレーオフには、3リーグの優勝チームと、優勝を逃したチームのうち勝率上位2チーム(ワイルドカード)の計5チームが進みます。

  1. ワイルドカード2チームが1試合の一発勝負を行う
  2. 優勝3チームのうち勝率1位のチームと、ワイルドカードゲームの勝者が対戦。勝率2位と3位の優勝チームも対戦する(リーグシリーズ)
  3. それぞれの勝者が日本シリーズで対戦する

現行CSとの比較

項目 現行のCS 3リーグ制
プレーオフ進出 6チーム(優勝2、優勝を逃した4) 5チーム(優勝3、ワイルドカード2)
ポストシーズンの最大試合数 25試合 22試合
優勝を逃した同士の日本シリーズ あり得る なし
消化試合の削減 見込める 見込める

3リーグ制なら、日本シリーズに進む2チームのうち少なくとも1チームは必ずリーグ優勝チームになります。ワイルドカードの2チームには一発勝負という不利も課されるため、レギュラーシーズンの価値を守りやすくなります。ポストシーズンの試合数は少し減りますが、興行収入も十分に確保できると考えています。

ただし、CSが興行的に成功している以上、3リーグ制の実現は簡単ではありません。リーグの分け方や試合の組み方の詳細、2020年の成績を当てはめたシミュレーションは、プロ野球を3リーグ制にしてみたら面白い説で紹介しています。

まとめ

  • CSは収益や注目度の面で成功している一方、レギュラーシーズンの価値が薄れるという批判がある
  • 不要論の理由は「シーズンの価値の低下」「優勝チームの空白期間」「選手の負担」
  • 解決策として、12球団を東・中・西の3リーグに分ける3リーグ制を提案する

あなたはCS賛成ですか、反対ですか。16球団構想とプレーオフの関係に興味がある方は、16球団構想のプレーオフの組み方案もあわせてどうぞ。

error: