スマホでプロ野球を見れるVODサービスまとめはこちらから

【プロ野球】16球団構想のメリット&デメリットを徹底解説!どんな反対意見が出ている?

【プロ野球】16球団構想のメリット&デメリットを徹底解説!どんな反対意見が出ている?

※本ページにはプロモーションが含まれます。

こんにちは。

プロ野球16球団構想をご存知でしょうか?

2014年に政府の成長戦略に16球団制が含まれたり古田敦也さんが新球団誘致をしたりホットな話題になっています。

そこで今回は16球団構想のメリット&デメリットに関して本記事で徹底解説していきます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

16球団構想のメリット

16球団構想のメリットは次の4点が挙げられます。

メリット❶ プロ野球選手の人数が増える

メリット❷ 対戦カードが増える

メリット❸ 新規ファンを獲得できる

メリット❹ 地方が活性化される

ひとつずつ解説していきます。

 

メリット❶ プロ野球選手の人数が増える

一つ目はプロ野球の入り口が広くなりプロ野球選手になれる人数が増加することです。

現在プロ野球1球団あたりの支配下選手人数の上限は70人です。

MEMO

支配下選手:1軍と2軍を合わせた1チームの全選手

なので12球団から16球団に増やすと

支配下人数人数
  • 12球団:70人×12=840人
  • 16球団:70人×16=1120人

になりプロ野球選手の合計人数が1000人を超えます。

試合に出場できる選手数も

  • 12球団:9人×12=108人
  • 16球団:9人×16=144人

になるので選手にとっては出場機会が増える分アピールするチャンスが増えますね。

 

メリット❷ 対戦カードが増える

ファンにとっては対戦カードが増えるので新鮮な気持ちで観戦できそうですね。

現在の12球団制では

  • 同リーグ同士の対決:25試合×5チーム=25試合
  • 他リーグ同士の対決:3試合×6チーム=18試合

となっており基本的には同リーグの5チームとの試合が中心です。

しかし16球団制では2リーグ4地区制にした場合

  • 同リーグ同地区の対決:20試合×3チーム=60試合
  • 同リーグ他地区の対決:10試合×4チーム=40試合
  • 他リーグの対決(交流戦):6試合×8チーム=48試合

になります。

16球団制でのシーズン運営については次の記事でもシミュレーションしているので合わせて読んでみてください。

【静岡、新潟、松山、那覇】プロ野球16球団構想をシミュレーションしてみた

いろんなチームとの対戦が見られるのはワクワクしますね!

 

メリット❸ 新規ファンを獲得できる

球界全体にとってのメリットとしては新規ファンを新しく取り込めることです。

特にまだプロ野球チームがない地域は野球観戦の文化が根付いていないでしょう。

身近にプロ野球チームがあり試合が行われれば、

おっ、ちょっと見に行ってみるか

というプロ野球観戦ライト層を獲得できる可能性があります。

そしてライト層からコア層になってくれれば球界としては嬉しい流れですね。

 

メリット❹ 地方が活性化される

県外からたくさんの人が野球観戦にくるので地方が活性化されます

さらに野球観戦の機会に近隣の観光地に行く人も増えるので全体の経済効果も期待できそうですね。

地域が魅力的なら都市部に流入してしまう割合も減るはずなので新球団設立によって地方創生に期待できます。

 

16球団構想のデメリット

続いて16球団構想のデメリットについて解説します。

デメリットは基本的に先ほどお話ししたメリットの裏返しです。

デメリット❶ プロ野球全体のレベルが低下する

デメリット❷ 戦力の不均衡が起こる

デメリット❸ 既存ファンを食い合う

デメリット❹ 地方活性化がうまくいかない

このあたりが16球団構想の反対意見になりそうですね

一つずつ解説していきます。

 

デメリット❶ プロ野球全体のレベルが低下する

「メリット❶ プロ野球選手の人数が増える」の裏返しです。

本来2軍レベルの選手が1軍で出場できるようになるので全体のレベル低下は避けられないでしょう。

新球団導入直後はもしかしたら4割バッターが誕生してしまうかもしれません。

しかし選手にとってはアピールするチャンスが増えるので新たなスター選手が生えてくる可能性も上がりますね

 

デメリット❷ 戦力の不均衡が起こる

新球団導入直後はチーム間の戦力差は避けられないでしょう。

各新球団は2005年初年度楽天のようにぶっちぎりの最下位になる可能性が高いです。

しかしこれも一時的な現象で2013年楽天のように設立から10年以内に優勝するチームもおそらく出てくるでしょう。

既存の12球団がいかに各新球団に選手分配などで協力できるかどうかにかかってますね!

 

デメリット❸ 既存ファンを食い合う

次は「メリット❸ 新規ファンを獲得できる」の裏返しです。

新規ファンを獲得できる反面、もしかしたら既存ファンが新球団にファンを乗り換える可能性があります

そして既存球団の観客動員数やグッズ売り上げに影響を与えるかもしれません。

既存ファンを繋ぎ止めておけるかは既存球団の腕の見せ所ですね!

 

デメリット❹ 地方活性化がうまくいかない

新球団構想のメリットとして地方活性化が期待できる反面、新規事業には失敗がつきものです。

ちょっと前だといろんな自治体がゆるキャラ市場に参入しましたけどほとんどがたいした成果を出せずに終わりました。

人気スポーツプロ野球という市場に乗っかる形になるので失敗はしにくそうですがしっかりファンを確保できるかが鍵になるでしょう。

  • 野球場
  • 交通アクセス
  • マーケット規模
  • スター選手の存在

まずはこのあたりの整備が重要そうです。

 

まとめ

今回は16球団構想のメリットデメリットについて解説しました。

メリットデメリット両方あげましたがやはり16球団構想はメリットの方が大きいように感じます

メリット❶ プロ野球選手の人数が増える

メリット❷ 対戦カードが増える

メリット❸ 新規ファンを獲得できる

メリット❹ 地方が活性化される

 

デメリット❶ プロ野球全体のレベルが低下する

デメリット❷ 戦力の不均衡が起こる

デメリット❸ 既存ファンを食い合う

デメリット❹ 地方活性化がうまくいかない

私のサイトでは16球団構想について他にも記事をあげているのでぜひ読んでみてください。

【プロ野球】全国17大都市圏から新球団候補地を割り出してみた【16球団構想】

収容人数&市の人口をもとにした新球団候補地10選を解説!【プロ野球16球団構想】

最後まで読んでいただきありがとうございました!

error: