WBCに球数制限がある理由とは?ラウンド別の上限数をわかりやすく解説

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こんにちは。

WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を見ていると、実況アナウンサーが「残り〇球!」とカウントダウンする場面があります。

普段のプロ野球やMLBの試合にはない、WBC特有のルールです。

「なぜ球数に制限があるの?」「何球まで投げられるの?」という疑問を持ったことはないでしょうか。

今回はWBCの球数制限について、理由・ラウンド別の上限数・細かなルールまでわかりやすく解説します。

WBCの球数制限とは?

WBCの球数制限とは、1試合で1人の投手が投げられる球数に上限を設けたルールです。

上限に達した投手はその時点でマウンドを降りなければなりません。

ラウンドが進むにつれて上限球数も段階的に増えていきます。

WBC2023のラウンド別球数制限は以下の通りです。

ラウンド 球数上限
1次ラウンド(プールステージ) 65球
スーパーラウンド(2次ラウンド) 80球
準決勝・決勝 95球

なぜ球数制限があるのか?3つの理由

理由①:シーズン前で投手の体が仕上がっていないから

WBCが開催されるのは毎年3月です。

NPBでいえばオープン戦の時期、MLBでいえばスプリングトレーニングの最中です。

この時期の投手はまだ肩や肘が本来のシーズンモードに仕上がっておらず、全力投球を続ければ故障リスクが高まります。

理由②:シーズン中の故障リスクを減らすため

WBCが終われば、すぐにNPBやMLBのレギュラーシーズンが始まります。

WBCで無理をして故障してしまうと、本来のシーズン中に選手が活躍できなくなります。

球数制限はそれを防ぐための仕組みです。

理由③:球団が安心して選手を送り出せる環境を作るため

WBCに出場するMLBの選手は、所属球団の許可を得て参加します。

球団側からすれば「大切な選手を故障させずに返してほしい」という思いがあります。

球数制限という安全装置があることで、球団がWBCへの選手派遣に協力しやすくなります。

球数が上限に達したらどうなる?

球数が上限に達した時点で、その投手はマウンドを降りる義務があります。

ただし打席の途中で上限に達した場合は例外があります。

打者との勝負が続いている最中に上限に達した場合、その打席が終わるまで投球を続けることができます。

連投制限(登板間隔ルール)も別途ある

WBCには球数制限に加えて、登板間隔のルールも設けられています。

前の登板で多く投げた投手ほど、次の登板まで多くの休養日が必要です。

このルールにより、監督が同じ投手を無理に連投させる起用ができなくなっています。

なぜラウンドが進むと上限が上がるのか?

大会が進むほど投手の体が仕上がってくるため、より多くの球数を投げても故障リスクが低くなります。

また準決勝・決勝は大会の天王山であるため、チームが最高のパフォーマンスでエースを起用できるよう上限が引き上げられています。

まとめ

  • WBCの球数制限はシーズン前開催による故障リスクを減らすための重要なルール
  • 上限球数はラウンドが上がるごとに増える(65球→80球→95球)
  • 球数上限に達しても打席の途中なら投球継続が認められる
  • 連投制限(登板間隔ルール)も別途設けられている

WBC観戦の際はぜひ球数にも注目してみてください。

残り数球でのピンチや上限ギリギリでの好投は、WBC特有の緊張感を生み出します。

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