【野球】タイブレークの意味とは?具体的なルールや自責点の扱い方について徹底解説!

  • タイブレークの意味を教えてほしい
  • 大会によってルールが違うみたいだけど具体的にどう違うの?

本記事では野球におけるタイブレークについて解説します。

タイブレーク制は日本プロ野球では導入されていませんが、高校野球や国際大会では採用されている重要なルールです。

✔︎本記事の内容

  • 【野球】タイブレークの意味と具体的なルール
  • 各大会のタイブレーク導入内容一覧
  • 自責点や打点などの公式記録の扱い

ぜひご覧ください。

【野球】タイブレークの意味とは?

野球におけるタイブレークとは、

同点の試合に決着をつけるための特別ルール

を意味しています。

少年野球などではサドンデスとも言いますね。(ただしサドンデスは突然死を意味しているのでタイブレークという呼び方が主流)

タイブレークが導入されていると最初からランナーがいる状態でイニングが始まり得点が入りやすくなります。

例えば下図のように無死一、二塁の状態から攻撃が始まります。

走者無しでイニングが始まるよりも得点が入りやすいので早く試合が決着しやすくなりますね!

タイブレークの具体的なルール

タイブレークは大会ごとにレギュレーションが異なります。

ルールが違うポイントは次の4点です。

  • 開始イニング
  • アウトカウント
  • 最初から配置されるランナー
  • 攻撃を開始する打順

それぞれ解説します。

開始イニング

タイブレークを適用する開始イニングが大会ごとに異なります。

  • 延長10回から
  • 延長11回から
  • 延長12回から
  • 延長13回から

私が確認できた範囲だと上記の開始イニングでタイブレークを適用している大会があります。

例えば延長13回からタイブレーク適用の場合は延長12回までは通常の延長戦を行なうことになります。

アウトカウント

攻撃を開始する時のアウトカウントが異なります。

  • 無死
  • 一死

上記どちらかのアウトカウントから攻撃がスタートします。

無死開始のルールを採用するケースが多いですね。

最初から配置されるランナー

最初から配置されるランナーの数が大会によって異なります。

  • 一、二塁
  • 二塁
  • 満塁

上記のような状況から攻撃が開始する例があります。

世界標準だと一、二塁からスタートさせるルールが多めですね。

なお走者になる選手は打順に応じて決定します。

例えば一、二塁から開始のルールで打者が4番の場合、一塁走者は3番の選手、二塁走者は2番の選手になります。

攻撃を開始する打順

攻撃を開始する打順についても大会によって異なります。

  • 継続打順…前イニングの続きの打順から開始
  • 任意打順…希望する打順から開始

通常の野球の試合では継続打順で試合が進行しますよね。

タイブレークで任意打順が採用されていた場合、例えばクリーンナップである3番打者から攻撃を始めるといったことが可能になります。

継続打順か任意打順かのどちらを採用するかについては大会ごとに異なります。

各大会のタイブレーク導入内容一覧

ここまでで各大会でタイブレークのルールが異なるというお話をしました。

  • 開始イニング
  • アウトカウント
  • 最初から配置されるランナー
  • 攻撃を開始する打順

上記の4点について各大会でどれだけ違うか一覧表にしたのでぜひご覧ください。

✔︎各大会のタイブレーク導入内容一覧

大会名 何回から アウト 走者 打順
WBC(第2・3回) 13回 無死 一、二塁 継続
WBC(第4回) 11回 無死 一、二塁 継続
プレミア12(第1回-) 10回 無死 一、二塁 任意
東京五輪(2021) 10回 無死 一、二塁 任意
メジャー公式戦(2020-2022) 10回 無死 二塁 継続
ファーム日本選手権(2020-) 11回 無死 一、二塁 継続
都市対抗野球大会(2018-) 12回 無死 一、二塁 継続
全日本大学野球選手権大会(2011-2017) 10回 一死 満塁 任意
全日本大学野球選手権大会(2018-) 10回 無死 一、二塁 継続
全国高等学校野球選手権大会(2018-) 13回 無死 一、二塁 継続

※:継続 = 継続打順, 任意 = 任意打順

アウトカウントは無死、走者は一、二塁とするルールが多いです。

一方開始イニングと打順については各大会でバラバラですね。

なお日本プロ野球の公式戦ではタイブレークは導入されていません

甲子園大会では2018年からタイブレークが採用され、第100回大会で済美高校の矢野選手が史上初の逆転サヨナラ満塁ホームランを打ったことで話題になりました。

自責点や打点などの公式記録の扱い

タイブレークを導入する際に議論となるのが公式記録をどうするかということです。

タイブレークは本来いるはずのないランナーが最初から配置されるので投手にとって不利ですよね。

メジャーや高校野球では各公式記録について次のように扱うとしています。

投手
  • 自責点…最初からいたランナーについては自責点としない
  • 失点…得点された分だけ失点として加算する
最初から配置した走者
  • 盗塁…すべて記録する
  • 得点…すべて記録する
打者
  • 打点…すべて記録する

例えば無死一、二塁から走者がダブルスチールをした後に打者がスリーランホームランを打った場合は、

  • 投手:自責点1、失点3
  • 最初からいた各走者:盗塁1、得点1
  • 本塁打を打った打者:打点3、得点1

という記録になります。

最初からいた走者は自責点としてカウントしないので、スリーランホームランを打たれても自責点は打者走者分の1だけになります。

タイブレークまとめ

本記事ではタイブレークについて解説しました。

  • 野球におけるタイブレークとは同点の試合に決着をつけるための特別ルールのこと
  • タイブレークが適用されるイニングは走者有りの状態から攻撃が始まる
  • 「開始イニング」「アウトカウント」「最初からいるランナー」「攻撃開始する打順」は大会によって異なる
  • 最初からいる走者については自責点としてカウントしない

以上です。

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