【プロ野球】9回打ち切りは引き分けが増えてつまらない?得するor損するチームとは?

【プロ野球】9回打ち切りは引き分けが増えてつまらない?得するor損するチームとは?

こんにちは。

今回はプロ野球の「9回打ち切り」に関する記事です。

2021年のプロ野球は新型コロナウイルス感染拡大防止のため延長戦なしの9回打ち切りになりました。

この記事を読めば

  • プロ野球の9回打ち切りとはどういうものか
  • 9回打ち切りのメリットとデメリット
  • 9回打ち切りで得するor損するチーム

について知ることができます。

ぜひ最後まで読んでみてください。

プロ野球の9回打ち切りとその理由

プロ野球では通常、延長12回まで試合を行い決着がつかなければ引き分けとなります。

メジャーリーグでは決着がつくまで延長戦が続きますが、これはファンが自家用車で観戦にくるからですね。

日本の場合は観客が公共交通機関を利用して来場するケースが多いので終電に間に合うように延長戦のイニング数に上限を設けています。

そして2021年は型コロナウイルスの観戦拡大防止を理由に、試合時間短縮のため試合は9回打ち切りとなりました

これまでの「延長戦12回制を撤廃した年度」は以下の通りです。

  • 2011年 試合時間3時間半を超えた延長戦は行わない
  • 2012年 試合時間3時間半を超えた延長戦は行わない
  • 2020年 延長10回打ち切り
  • 2021年 延長はなく9回打ち切り

ここ最近だと4シーズンで延長12回制が撤廃されていましたね。

各年度の延長戦制限の理由は以下の通りです。

延長戦制限の理由
  • 2011年・2012年…東日本大震災
  • 2020年・2021年…新型コロナウイルス

自然災害や感染症といった避けることのできないできごとが理由になっています

2011年と2012年は東日本大震災による節電対策のため3時間半ルールが設けられ、制限時間を超えて新しく延長回には進まなくなりました

そして2020年と2021年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため延長戦のイニング数に制限が設けられました

上記の4例とも試合時間短縮を目的として延長戦の開催に制限を設けていますね

特に2021年の9回打ち切りは延長戦は一切しないという強い制限になっています。

それでは9回打ち切りのメリットとデメリットを解説していきます。

9回打ち切りのメリットとデメリット

まず9回打ち切りのメリットは次の通りですね。

メリット:試合時間を短縮できる

メリットというかほぼ目的と同義ですが試合時間を短縮できますね。

延長戦が12回まで行くと試合時間が4時間、5時間を超えるケースが珍しくありません。

一方同点のまま9回が終了して強制的に引き分けにすれば試合時間は長くても3時間半〜4時間程度でしょう。

東日本大震災時の節電対策やコロナウイルス発生時の営業時間短縮の目的をかなえることができます

一方、デメリットの方はどうでしょうか?

デメリット:引き分け試合が増える

デメリットはメリットの裏返しですが、引き分け試合が多くなりますね。

延長12回制だった2019年と9回打ち切りだった2021年のセパ両リーグの引き分け試合数を比較します。

  • 2019年の引き分け数:22試合
  • 2021年の引き分け数:102試合

引き分け試合が約5倍に増えていますね

本来同点であれば延長戦に突入して勝敗を決していたところを強制的にゲームセットにしているので引き分けが増えるのは仕方ないですね。

しかし引き分けではなく白か黒かしっかり決着がついた試合を見たいというファンも多いでしょう。

野球にはサドンデスというランナーがいる状態でイニングが始まるルールもありますが、レギュラーシーズンでサドンデスを採用するのは現実的ではありませんね。

サドンデスは本来出塁していないはずのランナーが塁にいるので選手のシーズン成績に少なからず影響を与えるからです。

引き分けが増えることでつまらないというファンもいますが、このデメリットには目をつぶる必要がありそうです…

9回打ち切りで得するチーム

9回打ち切りになったことでチームの戦い方も変わってきそうです。

それでは延長戦なしの9回打ち切りで得をしたチームはどんなチームなのでしょうか?
9回打ち切りで得するチーム
  • 選手層が薄いチーム
  • ブルペンがしっかりしているチーム

得するチームは選手層が薄いチームですね。

延長戦が行われないということで少ない戦力でも対等に相手チームと渡り合える可能背が高いです。

またブルペンがしっかりしていれば延長戦を考慮せず7、8、9回に強力なリリーフ陣を投入することが可能です。

さらに詳しく!

【プロ野球】ブルペンってどういう意味?由来や英語名、設置場所について徹底解説!

現に2021年リーグ優勝を果たしたヤクルトとオリックスも前年度最下位でありながら強力な中継ぎ・抑え陣を擁していました。

  • 2021年ヤクルト:8回清水昇、9回マクガフ
  • 2021年オリックス:8回ヒギンス、9回平野佳寿

清水昇はホールドの日本新記録を打ち立て、マクガフは東京五輪でアメリカ代表にも選出されていましたね。

オリックスもヒギンスと平野佳寿が安定した成績を残しオリックス25年ぶりの優勝に貢献しました。

両リーグとも前年最下位チームが優勝したことは9回打ち切りが少なからず影響を与えたかもしれません

9回打ち切りで損するチーム

一方9回打ち切りになることで損するチームはどうでしょうか?
9回打ち切りで損するチーム
  • 選手層が厚いチーム
  • ブルペンが弱いチーム

まずは選手層が厚いチームですね。

延長戦は総力戦になることが多く、多くの選手を注ぎ込めるチームが有利です。

しかし延長戦がない場合は延長戦がある時ほど選手の数は必要なく、9回で打ち切りなことを前提に良い選手からどんどん出していけます

またブルペンが弱いチームは勝つために先発投手を引っ張るしか方法がなくなりますね。

しかしブルペンの弱さに関しては延長12回制でも同じことが言えるので9回打ち切りに限った話ではありませんが。

9回打ち切りが理由ではありませんが、前年優勝チームの巨人とソフトバンクが両方とも勝率5割以下になってしまったのは意外でしたね

まとめ

今回はプロ野球の9回打ち切りに関してお話ししました。

9回打ち切り
  • メリット:試合時間を短縮できる
  • デメリット:引き分け試合が増える
  • 得するチーム:選手層が薄いチーム、ブルペンが強いチーム
  • 損するチーム:選手層が厚いチーム、ブルペンが弱いチーム

当サイトでは他にも野球に関する興味深い記事を公開しているので気になった人はぜひのぞいてみてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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