こんにちは。
今回は以上のような疑問にお答えしていきます。
ぜひ最後まで読んでみてください!
目次
AクラスとBクラスは順位の格付け!
日本プロ野球におけるAクラスとBクラスとは順位の格付けのことを表しています。
- Aクラス:1〜3位のチームのこと
- Bクラス:4〜6位のチームのこと
上図の場合は、ヤクルト・阪神・巨人がAクラス、広島・中日・DeNAがBクラスということになりますね。
ニュースでは「Aクラスへ浮上」「Bクラスに転落」といった表現をします。
ちなみにメジャーリーグでは順位の格付けにおいてAクラス・Bクラスという表現を使うことはありません。
Aクラスに入ることのメリットは2つ!
Aクラスでシーズンを終えることで得られるメリットは以下の2つがあります。
- クライマックスシリーズに出場できる
- 開幕戦を本拠地で行なう権利が得られる
一つずつ解説していきます。
Aクラスはクライマックスシリーズに出場できる!
まずAクラス入りする最も大きなメリットはクライマックスシリーズに出場できるということです。
クライマックスシリーズはレギュラーシーズン終了後に行われるトーナメント形式の試合のことでクライマックスシリーズを勝ち上がったチームは日本シリーズに出場することができます。
現在のプロ野球のシステムではAクラス、つまり上位3位までに入れば日本一を狙う権利が得られるので全てのチームが3位までに入れるようにシーズンを戦います。
シーズンの大まかな流れについては下記の記事で解説しているのでぜひ合わせてチェックしてみてください。
【シーズンはいつまで?】プロ野球の1年間の流れをわかりやすく解説!
Aクラスは開幕戦を本拠地で行なう権利が得られる!
Aクラスでシーズンを終える2つ目のメリットは開幕戦を本拠地で開催する権利が得られることです。
セリーグとパリーグではそれぞれ次のように開幕戦本拠地開催の権利を付与しています。
- セリーグ:Aクラスになった2年後の開幕戦を本拠地で開催できる
- パリーグ:Aクラスになった3年後の開幕戦を本拠地で開催できる
- コロナ禍による開幕戦延期の影響で順位による開催地の縛りは無し
- セリーグ:Aクラスになった3年後の開幕戦を本拠地で開催できる
- パリーグ:Aクラスになった4年後の開幕戦を本拠地で開催できる
コロナ禍の影響でちょっと○年後の部分がずれましたが上のように開催地が決定します。
例えば2021年の開幕戦は次のように開催地が決定しました。
- セリーグ:3年前の2018年にAクラスだったチームの本拠地
→マツダスタジアム・神宮・東京ドーム - パリーグ:4年前の2017年にAクラスだったチームの本拠地
→PayPayドーム・メットライフ・楽天生命パーク
各球団の連続Aクラス・連続Bクラス記録
プロ野球各球団の連続Aクラス記録と連続Bクラス記録をまとめました。
連続Aクラス記録
チーム名 | 連続年数 | 期間 | 備考 |
西武 | 25年 | 1982~2006年 | 日本記録 |
ソフトバンク | 17年 | 1950~1966年 | |
巨人 | 12年 | 1950~1961年 | セリーグ記録 |
オリックス | 11年 | 1989~1999年 | |
中日 | 11年 | 2002~2012年 | |
阪神 | 11年 | 1950~1960年 | |
広島 | 9年 | 1983~1991年 | |
日本ハム | 7年 | 1961~1967年 | |
DeNA | 5年 | 1997~2001年 | |
ロッテ | 4年 | 1954~1957年、1968~1971年 | |
ヤクルト | 4年 | 2001~2004年 | |
楽天 | 1年 | 2009、2013、2017、2019、2021年 |
連続Bクラス記録
チーム名 | 連続年数 | 期間 | 備考 |
巨人 | 2年 | 2005年~2006年 | |
楽天 | 4年 | 2005年~2008年 | |
中日 | 7年 | 2013年~2019年 | |
西武 | 7年 | 1968年~1974年 | |
オリックス | 8年 | 2000年~2007年 | 近鉄14年(1955年~1968年) |
ロッテ | 9年 | 1986年~1994年、1996年~2004年 | |
阪神 | 10年 | 1993年~2002年 | |
DeNA | 10年 | 1950年~1959年 | |
ヤクルト | 12年 | 1962年~1973年 | |
日本ハム | 13年 | 1946年~1958年 | |
広島 | 18年 | 1950年~1967年 | セリーグ記録 |
ソフトバンク | 20年 | 1978年~1997年 | 日本記録 |
まとめ
本サイトでは野球に関するルールや記録について初心者の方にもわかりやすくまとめています。
ぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!