プロ野球の平均試合時間を紹介【歴代最短・最長記録はどれくらい？】

野球はサッカーやバスケと違ってイニング制を導入しているので試合時間が日によってバラバラです。

本記事では野球観戦をする人のためにプロ野球の平均試合時間を紹介していきます。

試合終了時刻の見通しを立てる参考にしてみてください。

✔︎本記事の内容

コラム的な内容ですが歴代最短&最長試合時間の紹介もしているので合わせてどうぞ。

プロ野球の平均試合時間【3時間〜3時間半】

プロ野球の平均試合時間は3時間〜3時間半です。

平均試合時間のデータは日本野球機構が公式サイトで公表していて、2010年以降の平均試合時間は次のようになっています。

✔︎2010年以降のプロ野球平均試合時間表

引用元：NPB.jp 日本野球機構
9回試合のみ：9イニングで完了した試合のみの平均試合時間
全試合：コールドゲーム、延長戦試合を含めた全試合の平均試合時間

年度によって平均試合時間はバラけていますが3時間〜3時間半の間におさまっています。

なお2021年は9回打ち切りのルールだったので9回試合のみと全試合の平均試合時間が同じですね。

試合終了時間はどれくらい？

プロ野球の試合はデーゲームとナイターゲームの2種類があります。

デーゲームは通常13時か14時から試合開始、ナイターゲームは18時から試合開始なので平均試合時間をもとにした終了時間は、

• デーゲーム：16時〜16時半(13時開始)、17時〜17時半(14時開始)
• ナイターゲーム：21時〜21時半(18時開始)

となりますね。

もちろん試合時間が平均から大きく外れる場合もありますがだいたい上記の時刻くらいに試合が終わるものだと思ってください。

プロ野球の歴代最短&最長試合時間

ここからは蛇足ですがプロ野球の歴代最短試合時間、歴代最長試合時間を紹介します。

歴代最短試合時間

プロ野球歴代最短試合時間は55分です。

• 日時：1946年7月26日
• カード：大阪タイガース vs パシフィック
• 球場：西宮球場
• 試合結果：1-0で大阪が勝利
• 試合時刻：13:15〜14:10
• 大阪先発：渡辺誠太郎(5安打88球完封勝利)
• パシフィック先発：湯浅芳彰(7安打91球完投負け)

渡辺投手は100球未満の完封勝利なのでマダックスを達成していますね（この時代はマダックスという用語はおろか、マダックス投手本人も生まれていませんが笑）

歴代最長試合時間

プロ野球歴代最長試合時間は6時間26分です。

• 日時：1992年9月11日
• カード：阪神タイガース vs ヤクルトスワローズ
• 球場：阪神甲子園球場
• 試合結果：3-3で引き分け(延長15回)
• 試合時刻：18:00〜24:26(抗議で37分中断)

この試合は阪神・八木裕選手のサヨナラホームランを巡って37分の中断があった末、判定が覆って阪神のサヨナラ勝ちが取り消しになっています。

その後延長15回まで決着がつかず日付をまたいだ午前0時26分に試合が終わりました。

【参考】延長12回制になって以降の歴代最長試合時間

延長12回制になって以降で最長の試合時間は6時間21分です。

• 日時：2015年8月21日
• カード：広島東洋カープ vs 読売ジャイアンツ
• 球場：MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島
• 試合結果：4-3で巨人が勝利(延長11回)
• 試合時刻：18:00〜24:21(雨で1時間26分中断)

歴代最長記録には5分及びませんでしたが延長12回制となって以降では最長の試合時間でした。

雨による中断が1時間26分もありましたが決着がつくまで試合が続いたので6時間以上に及ぶ試合時間になりました。

中学野球・高校野球・大学野球・メジャーの平均試合時間

中学野球・高校野球・大学野球・メジャーの平均試合時間はだいたい次の通りです。

中学→高校→大学→プロとステージが上がるにつれて平均試合時間も30分ずつ長くなっています。

特に高校野球の甲子園大会は1日に4試合を消化しないといけないのでイニング間の移動が機敏だったり投球間隔が短かったりしますね。

以上です。