こんにちは。
この記事では以上のような疑問を解決します。
- プロスペクトの意味
- プロスペクトのチェック方法
- 【コラム】チーム力強化のためにプロスペクトの獲得が欠かせない!
ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
野球の世界におけるプロスペクトとはどういう意味?
プロスペクトとは英語で「Prospect」と書き、直訳で「見通し」や「将来性」といった意味をもちます。
特に野球界では将来の活躍が期待される若手選手に対して使用される言葉です。
「若手有望株」と読み替えても差し支えないですね。
NPBおよびMLBのプロスペクトのチェック方法!
日本プロ野球およびメジャーリーグでは毎年期待のプロスペクトたちをランキング形式で公開しています。
日本プロ野球(NPB)のプロスペクト
日本プロ野球のプロスペクトはDELTA社がランキング形式で毎年春と秋の2回公開しています。
DELTA社のNPBトッププロスペクトランキングはこちらから
まずDELTAのプロスペクトランキングの基準を簡単に解説しておきたい。ここではキャリアを通してどれだけ多く勝利に貢献できるか、要するにWARをどれだけ多く稼げる見込みがあるかという視点で格付けを行っている。よって現状の能力やポテンシャルの高さのみで評価を行っているわけではない点に注意してほしい。
以上のようにDELTA社では「キャリアを通してどれだけのWARを積み重ねられるか」という視点でランキングを作成しています。
WARとはその選手がどれだけ勝利の貢献できたかを数値で示している指標です。
【野球】WARってどういう意味?算出方法や評価基準をわかりやすく徹底解説!【分かった気になれる】
メジャーリーグ(MLB)のプロスペクト
メジャーリーグのプロスペクトはMLB公式サイトが上位100位までランキング形式で公開しています。
MLB公式サイトのプロスペクトランキングはこちらから
メジャーリーグは球団数が多く期待の新人選手を追うのが大変ですが、このランキングを見れば誰が注目選手なのか一目でわかります。
【コラム】プロスペクトの獲得はチーム力強化に欠かせない!
プロ野球の世界でチームを補強する方法は主に下記の2つがあります。
- 有望な若手選手を育てる(ドラフト)
- 他球団から強い選手を獲得する(FA・トレード・新外国人)
若手選手の育成も他球団からの補強も両方チーム力を上げる上では必要な手法です。
しかし最近の優勝チームを見てみると若手選手の育成に成功したチームが黄金期を築くケースが多いですね。
- ソフトバンク:3軍制を導入したり育成枠から主力を輩出して10年間で7度の日本一を達成
- 広島:FA選手を一度も獲得したことがないが主力を自前で育て上げてセリーグV3を達成
ホークスもカープも若手選手の育成で2010年代に圧倒的な強さで黄金期を迎えました。
また2021年にはヤクルトとオリックスの両チームが前年最下位からリーグ優勝を達成しました。
両チームの主力生え抜き選手は次の通りです。
- ヤクルト:村上宗隆(21歳)、山田哲人(29歳)、奥川恭伸(20歳)、清水昇(25歳)
- オリックス:山本由伸(23歳)、宮城大弥(20歳)、吉田正尚(28歳)、杉本裕太郎(30歳)
※年齢は2021年シーズン終了時
ヤクルトもオリックスも自前で育て上げた選手が大活躍してリーグ優勝まで駆け上がることができました。
まとめ:プロスペクトをチェックして将来の勢力図を予想しよう!
今回はプロスペクトという言葉について解説しました。
プロスペクトの獲得が今後のチーム力強化に大きく影響を与えることがわかりました。
ぜひ夏の甲子園やドラフト会議では将来のプロ野球を引っ張ってくれる選手たちをチェックしてみてくださいね。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!