本記事では近畿地方(三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)の高校野球強豪校についてランキングで紹介します。
ただし強豪校を調べる上で単純に甲子園出場回数を比較してしまうと「昔は強かったけど今は低迷している高校」が上位にランクインしてしまいます。
そこで出場年度がどれだけ最近であるかも考慮できるように出場年度の下二桁をポイントとしてその合計ポイントでランク付けしました。
例えば2012年と2019年の合計2回甲子園出場した高校の場合、合計ポイントは
12(2012年分) + 19(2019年分) = 31ポイント
となります。
上記のポイント制の上で2001年から2022年までの夏の甲子園出場回数を対象に各都道府県ごとにランキング化してみたのでぜひご覧ください。
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三重県の高校野球強豪校
三重県は三重高校が出場回数と合計ポイント共にトップの数字を残していました。
続いて、
津田学園高校は2017年(17Pt)、2019年(19Pt)に2回
いなべ総合高校は2010年(10Pt)、2016年(16Pt)に2回
と出場しており合計ポイント上は2位、3位にランクインしています。
甲子園を経験したことがある高校数は10を超えておりまさにどこが出てくるかわからない県ですね。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
三重 | 85 | 6 |
津田学園 | 36 | 2 |
いなべ総合 | 26 | 2 |
白山 | 18 | 1 |
津商 | 15 | 1 |
菰野 | 13 | 2 |
松阪 | 12 | 1 |
伊勢工 | 11 | 1 |
宇治山田商 | 10 | 2 |
鈴鹿 | 4 | 1 |
久居農林 | 2 | 1 |
四日市工 | 1 | 1 |
滋賀県の高校野球強豪校
滋賀県は近江高校が出場回数と合計ポイントともに圧倒的な差をつけてトップに君臨しています。
直近でも2018-2022年にかけて4大会連続出場しているので合計ポイントも大きく稼いでいますね。
続いて2013年(13Pt)と2017年(17Pt)の2回出場している彦根東高校が2位にランクインしています。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
近江 | 134 | 11 |
彦根東 | 30 | 2 |
北大津 | 26 | 3 |
八幡商 | 17 | 2 |
比叡山 | 15 | 1 |
滋賀学園 | 9 | 1 |
光泉 | 2 | 1 |
京都府の高校野球強豪校
京都府は龍谷大平安高校が出場回数と合計ポイントともにトップの数字を残しています。
しかし2021年(21Pt)、2022年(22Pt)大会は京都国際高校が連続出場しており合計ポイント上も2位にランクインしていますね。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
龍谷大平安(平安) | 68 | 7 |
京都国際 | 43 | 2 |
福知山成美 | 27 | 3 |
京都外大西 | 26 | 4 |
立命館宇治 | 19 | 1 |
京都成章 | 17 | 1 |
京都翔英 | 16 | 1 |
鳥羽 | 15 | 1 |
東山 | 2 | 1 |
※平安高校は2008年に龍谷大平安高校に名称変更しました。
大阪府の高校野球強豪校
大阪府は現代高校野球界最強の呼び声が高い大阪桐蔭高校が2位以下に大きく差をつけて1位になりました。
続いて履正社高校が2010年(10Pt)、2016年(16Pt)、2019年(19Pt)の計3回に出場して合計ポイントで2位にランクインしています。
近大付高校は記念大会である第90回、第100回大会にそれぞれ出場を果たしています。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
大阪桐蔭 | 138 | 11 |
履正社 | 45 | 3 |
近大付 | 26 | 2 |
PL学園 | 16 | 3 |
大阪偕星学園 | 15 | 1 |
東大阪大柏原 | 11 | 1 |
金光大阪 | 7 | 1 |
上宮太子 | 1 | 1 |
※第90回、第100回大会は北大阪代表と南大阪代表の2チームが出場
兵庫県の高校野球強豪校
兵庫県は出場回数トップは報徳学園高校が1位ですが合計ポイントでは神戸国際大付高校がトップの数字を残しています。
直近大会では神戸国際大付高校の方が甲子園に出場できていることになりますね。
兵庫県についても21世紀の間に10校以上が甲子園に出場しており実力が拮抗していることがわかります。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
神戸国際大付 | 52 | 3 |
報徳学園 | 49 | 6 |
明石商 | 37 | 2 |
滝川二 | 27 | 2 |
社 | 22 | 1 |
東洋大姫路 | 18 | 3 |
市尼崎 | 16 | 1 |
西脇工 | 13 | 1 |
関西学院 | 9 | 1 |
加古川北 | 8 | 1 |
姫路工 | 5 | 1 |
神港学園 | 3 | 1 |
※第90回、第100回大会は東兵庫代表と西兵庫代表の2チームが出場
奈良県の高校野球強豪校
奈良県は天理高校と智辯学園高校がトップ2の形となっており出場回数と合計ポイントともにこの2校がほとんどを占めています。
同じ県でほぼ2校だけがこれだけ熾烈な甲子園出場争いをするのは結構レアなケースですね。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
天理 | 103 | 10 |
智辯学園 | 99 | 9 |
奈良大付 | 18 | 1 |
桜井 | 13 | 1 |
和歌山県の高校野球強豪校
和歌山県は智辯和歌山高校が圧倒的な差をつけてトップに立っています。
これだけ安定的に甲子園に出場するのは並大抵のことではありませんよね。
ただし智辯和歌山高校以外にも市和歌山高校や箕島高校といった古豪も多く存在する県でもあります。
✔︎夏の甲子園出場回数と出場年度下二桁の合計ポイント(2001年~2022年)
高校名 | 合計ポイント | 出場回数 |
---|---|---|
智辯和歌山 | 185 | 16 |
市和歌山 | 30 | 2 |
箕島 | 13 | 1 |
市和歌山商 | 4 | 1 |
初芝橋本 | 1 | 1 |
以上です。