こんにちは。
野球中継を見ていると「今日の先発は誰?」「ローテーションが回る」という言葉をよく耳にします。
「先発ローテーション」の仕組みを理解すると、試合の見方がより深まります。
今回は先発ローテーションの意味・仕組み・NPBとMLBの違いについて解説します。
目次
先発ローテーションとは?
先発ローテーションとは、先発投手を複数人でローテーションさせながら起用するシステムです。
投手は試合で全力投球すると、肩や肘の回復に数日かかります。
そのため、複数の先発投手を順番に登板させることで、1人の投手に負担が集中しないようにしています。
一般的な5人ローテーションの仕組み
現代野球では、先発投手を5人でローテーションする「5人ローテーション」が主流です。
| 登板日 | 先発投手 | 次回登板まで |
|---|---|---|
| 1日目 | 投手A | 4日間空く(中4日) |
| 2日目 | 投手B | 4日間空く(中4日) |
| 3日目 | 投手C | 4日間空く(中4日) |
| 4日目 | 投手D | 4日間空く(中4日) |
| 5日目 | 投手E | 4日間空く(中4日) |
| 6日目 | 投手A(再び) | — |
5人で回すと各投手は「中4日」(登板から次の登板まで4日間の休養)のペースになります。
NPBの先発ローテーションの特徴
NPBでは伝統的に「6人ローテーション(中5日)」が主流です。
5人ローテーションより休養日が1日多いため、投手の肩・肘への負担が少なくなります。
143試合制のNPBでは、6人ローテーションでも各投手が20試合以上先発できる計算になります。
なおNPBでも球団や選手のコンディションによっては5人ローテーションを採用するケースもあります。
MLBの先発ローテーションの特徴
MLBでは「5人ローテーション(中4日)」が標準です。
162試合制のMLBでは、5人でも中4日で回せば各投手が30試合以上先発できる計算です。
ただし近年は投手の肘故障問題が深刻なため、「6人ローテーション」を採用するチームも増えてきています。
NPBとMLBの先発ローテーション比較
| 項目 | NPB | MLB |
|---|---|---|
| 一般的な人数 | 6人(中5日) | 5人(中4日) |
| シーズン試合数 | 143試合 | 162試合 |
| 1人あたりの先発数(目安) | 20〜25試合 | 30試合前後 |
| 完投の多さ | 比較的多い | 少ない(分業制進む) |
ローテーションが「崩れる」とは?
選手の故障・雨天中止・チームの状況などで、本来の順番通りに先発投手が登板できないことがあります。
これを「ローテーションが崩れる」と言います。
ローテーションが崩れると、中継ぎ投手への負担が増えたり、急遽別の投手が先発したりする状況が生まれます。
まとめ
- 先発ローテーションは複数の先発投手を順番に起用するシステム
- NPBは6人ローテーション(中5日)が主流
- MLBは5人ローテーション(中4日)が標準
- 投手の肩・肘の保護のためローテーションを組む
ローテーション投手の役割については投手の役割まとめもあわせてご覧ください。