WBCには大差がついた場合に試合を打ち切る「コールドゲームルール(マーシールール)」が設けられている。
NPBやMLBには存在しないWBC独自のルールだ。その仕組みと発動条件を詳しく解説する。
コールドゲームの発動条件
| イニング | 点差条件 |
|---|---|
| 5回終了以降 | 15点差以上 |
| 7回終了以降 | 10点差以上 |
なぜコールドゲームルールがあるのか
コールドゲームルールが設けられている主な理由は2つある。
第1に「選手の体力・精神的な消耗を防ぐため」だ。
大差で負けている試合をずるずると続けることは、負けているチームの投手・野手の消耗を招く。
第2に「大会スケジュールの効率化」だ。
15点差がついた試合を9回まで続けても勝敗は変わらない。
コールドゲームで早めに打ち切ることで、翌日の試合に備える時間が確保できる。
コールドゲームと得失点差
WBCの1次ラウンドでは、複数チームが同じ勝敗数の場合に「得失点差」で順位が決まる。
コールドゲームで相手を大差で破ることは、得失点差の面で有利になる可能性がある。
一方で「コールドゲームが確定しそうな場面」でも投手を温存するために早めに降板させるという采配もある。
球数制限と組み合わせた戦略的な判断が求められる。
まとめ
WBCのコールドゲームルールは5回15点差・7回10点差という条件で発動するWBC独自のルールだ。
WBC観戦の際にはこのルールを知っておくとより楽しめる。