オーストラリアはWBCに参加する数少ないオセアニア地域の国だ。
野球後進国のイメージがあるが、近年は着実に力をつけており、WBC2023でもアジアラウンドで活躍した。オーストラリア野球の現状を解説する。
オーストラリア野球の基礎
オーストラリアはクリケット・オーストラリアンフットボール・ラグビーが主要スポーツで、野球は比較的マイナーな位置づけだ。
しかしMLBが積極的にオーストラリアへの普及活動を進めており、徐々に競技人口が増加している。
国内リーグとしてABL(オーストラリア・ベースボール・リーグ)があり、シーズン終わりのオーストラリアの夏(12〜1月)に開催される。
MLBの傘下リーグとしても機能している。
WBCでのオーストラリアの成績
| 大会 | 成績 |
|---|---|
| 2006年 | 1次ラウンド敗退 |
| 2009年 | 1次ラウンド敗退 |
| 2013年 | 1次ラウンド敗退 |
| 2017年 | 1次ラウンド敗退 |
| 2023年 | ベスト8 |
WBC2023での快進撃
WBC2023ではプールBで韓国を破り、3勝1敗で2次ラウンドに進出した。
日本・韓国という強豪がいる中での2次ラウンド進出は、オーストラリア野球の大きな成長を示すものだ。
特に日本戦では山本由伸に完璧に抑えられたが、守備面での堅さと一部の攻撃場面での粘りを見せた。
オーストラリア代表の主要選手
オーストラリア代表にはMLBやAAA(トリプルA)レベルの選手が複数含まれている。
MLBで活躍する選手は少ないが、ABLリーグと育成プログラムにより着実に世代交代が進んでいる。
MLBのオーストラリア普及戦略
MLBはオーストラリアを「次の野球大国」として積極的に投資している。
2014年にはMLBのオープニングシリーズをオーストラリアで開催するなど、現地での野球普及に力を入れている。
2026年WBCに向けても、オーストラリアはアジアラウンドへの出場を目指して強化が進んでいる。
まとめ
オーストラリアはWBC2023でベスト8の成績を残し、急成長を証明した。
MLBのサポートと国内育成の充実により、WBC2026でも日本が所属するプールCの台風の目となる可能性がある。