本記事では二刀流・大谷翔平選手がこれまでに着用した背番号についてまとめました。
実はこれまでにつけた背番号にはそれぞれ深いエピソードがあるんですよ?
ぜひご覧ください。
✔︎本記事の内容
- 大谷翔平の歴代背番号一覧(NPB・MLB・侍ジャパン)
- 大谷翔平はなぜ背番号11、16、17を着用したのか?
目次
大谷翔平の歴代背番号一覧
大谷翔平選手が背負った歴代背番号を所属チームと侍ジャパンに分けて紹介します。
- 所属チーム(NPB・MLB)
- 侍ジャパン日本代表
所属チーム(NPB・MLB)
年 | 背番号 | 所属チーム |
---|---|---|
2013 | 11 | 日本ハム |
2014 | 11 | 日本ハム |
2015 | 11 | 日本ハム |
2016 | 11 | 日本ハム |
2017 | 11 | 日本ハム |
2018 | 17 | エンゼルス |
2019 | 17 | エンゼルス |
2020 | 17 | エンゼルス |
2021 | 17 | エンゼルス |
2022 | 17 | エンゼルス |
2023 | 17 | エンゼルス |
2024 | 17 | ドジャース |
北海道日本ハムファイターズ時代は背番号11、ロサンゼルス・エンゼルスとロサンゼルス・ドジャース時代は背番号17を着用しています。
侍ジャパン日本代表
年 | 背番号 | 大会名 |
---|---|---|
2014 | 16 | 日米野球 |
2015 | 16 | 第1回プレミア12 |
2023 | 16 | 第5回WBC |
過去に侍ジャパントップチームで出場した大会は全て背番号16を着用していました。
日本ハムではなぜ背番号11?
日本ハムの背番号11は2005年から2011年まで絶対的エースとして活躍したダルビッシュ有投手が背負っていました。
2012年は欠番となっていましたが2013年に入団する大谷選手にエースの座を託すという意味合いを込めて背番号11を与えています。
もともと日本ハムがドラフト1位指名したときはメジャー挑戦のために日本ハムを入団拒否する可能性が濃厚でした。
しかし二刀流育成プラン、そして偉大な背番号11の提示によって最終的に口説き落としたと言われています。
エンゼルスではなぜ背番号17?
日本ハム時代に背負っていた背番号11はエンゼルスではジム・フレゴシ選手の永久欠番でした。
エンゼルスの入団会見時に背番号17と発表されましたが、本人は特に意味があるというわけではないと語っています。
しかし実は大谷選手は高校時代に背番号17を着用していました。
背番号17は花巻東高校の出世番号
岩手県・花巻東高校の背番号17は菊池雄星投手が高校1年時に着けていた番号で、その後の活躍から花巻東では背番号17は出世番号とされていました。
大谷投手は2009年の菊池投手の活躍に憧れて同校に入学し、高校1年時に菊池投手と同じく背番号17を受け取っています。
その後も高橋樹也投手が同校で高校1,2年時に背番号17を背負い、広島東洋カープ入りを果たしています。
ドジャースではなぜ背番号17?
2023年シーズンオフに大谷選手はエンゼルスからドジャースへFA移籍します。
大谷選手のドジャース入団発表時点で背番号17番はベテラン救援投手であるケリー投手が着用していました。
しかしケリー投手は「大谷はこのまま活躍を続けて殿堂入りする選手だ。番号を譲って17番と別れを告げる」というコメントを残して大谷選手に17番を譲りケリー投手自身は99番に変更しています。
ベテラン投手の配慮により、大谷選手はエンゼルス時代に引き続き背番号17を着用し続けることができました。
侍ジャパンではなぜ背番号16?
2014年日米野球(20歳)
大谷選手がはじめて侍ジャパントップチームにデビューしたのは2014年に開催された日米野球のときです。
大谷選手は日本ハムでは背番号11を着用していましたが、日本代表の背番号は先輩から順番に選択していく形式が取られ、背番号11は西武の岸孝之投手が選択しました。(その後岸投手は怪我のため出場辞退)
その後他の背番号も年次順に選ばれていき、当時20歳の大谷選手に残った番号が16番だったと言います。
大谷選手は背番号16のイメージについて、メジャーリーガーの先駆者である野茂英雄投手(ドジャース)の名前を挙げており即決だったと語っています。
2015年第1回プレミア12(21歳)
2015年プレミア12でも背番号の決め方は先輩優先であり、背番号11は菅野智之投手(巨人)が着用しました。
なので大谷選手は2014年日米野球の時と同様に背番号16を選択し着用しています。
2023年第5回WBC(28歳)
メジャー移籍後初の国際大会となった2023年WBCでも大谷選手は過去大会と同様に背番号16を着用しています。
エンゼルスでは背番号17を着用している大谷選手は「背番号はあまりこだわりはない。前回出られなかったのが一番。それまではずっとジャパンでは16番を付けてきたので。自分にとって日本代表は16番かなという印象が強いことが一番かなと思います。」という発言をしており、日本代表で愛着のある背番号16を選んでいますね。
大会結果は見事日本の3大会ぶりの優勝となり、大谷選手は
- 投手として防御率1.86、2勝0敗、1セーブ
- 打者として打率.435、1本塁打、8打点
の大活躍で文句なしの大会MVPを獲得しています。
大谷翔平選手の過去に着用した背番号についての解説は以上です。