フォークボールとは?特徴・投げ方・有名な使い手をわかりやすく解説

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こんにちは。

「フォークボール」は日本プロ野球(NPB)で特に多く使われる球種のひとつです。

打者の手前でストンと落ちる独特の軌道で空振りを奪う魔球として知られていますが、「なぜそんなに落ちるのか」「スプリットとは何が違うのか」など、疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

今回はフォークボールの特徴・投げ方・スプリットとの違い・有名な使い手まで詳しく解説します。

フォークボールとは?

フォークボールとは、人差し指と中指でボールを深く挟んで投げる変化球です。

フォーク(fork=二股)のように2本の指でボールを挟む握り方が名前の由来です。

リリース時にボールに回転がほとんどかからないため、打者の手前で急激に落下するのが特徴です。

フォークボールの軌道と特徴

フォークボールは、ストレートと同じような軌道で飛んできたボールが、打者のバットに届く直前に鋭く落ちます。

この「見えてから落ちる」という特性が、打者にとって非常に対処しにくい理由です。

特徴 内容
落下方向 ストレートに比べて急激に下に落ちる
回転数 ほぼ無回転(ジャイロ回転に近い)
球速 ストレートより遅め(目安:130〜140km/h台)
主な効果 空振り三振・ゴロアウトを誘う

フォークボールとスプリットの違いは?

フォークボールと似た球種に「スプリットフィンガード・ファストボール(スプリット)」があります。

両者は同じように指でボールを挟んで投げますが、いくつかの違いがあります。

項目 フォークボール スプリット
指の挟み方 深く挟む やや浅め
球速 遅め 速め(ストレートに近い)
落下量 大きく落ちる 小さめ
肘への負担 大きい 比較的小さい

大きく落ちる「魔球感」があるのがフォークボール、高速で鋭く落ちるのがスプリットというイメージです。

近年のNPBではスプリットを主体とする投手が増えています。

フォークボールは肘に負担がかかる

フォークボールは指でボールを深く挟む握り方のため、リリースの際に肘に大きな負担がかかる球種とされています。

若い投手がフォークボールを多投すると肘の故障リスクが高まるとして、コーチが禁止するケースもあります。

一方で、フォークボールを武器にして長く現役を続けた投手も多く、個人差も大きいとされています。

NPBにおけるフォークボールの歴史と名手たち

フォークボールは特に日本のプロ野球で発展・普及した球種です。

野茂英雄氏が「トルネード投法」とフォークボールを組み合わせてMLBで旋風を起こしたことは、フォークボールの国際的な認知度を大きく高めました。

佐々木主浩氏の「大魔神フォーク」は1990年代の横浜を代表する決め球として多くのファンの記憶に残っています。

千賀滉大投手の「お化けフォーク」はMLBでも高い評価を受けており、日本フォークボールの系譜は今も続いています。

まとめ

  • フォークボールは人差し指と中指でボールを深く挟んで投げる変化球
  • 無回転に近いため打者の手前で急激に落下する
  • スプリットより球速は遅いが落下量が大きい
  • 肘への負担が大きい球種とされている
  • 日本では野茂・佐々木主浩・千賀滉大など多くの名手が使い手として知られる

フォークボールはNPBを代表する「日本発祥の魔球文化」のひとつです。

試合中に投手の球種に注目すると、観戦がより楽しくなりますよ。

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