WBCの審判はMLB公認の審判員が担当し、MLBの基準に準じた判定が行われる。
国際大会特有の審判の課題や、過去に物議を醸した判定を解説する。
WBCの審判制度の基本
WBCではMLBの審判員が主に担当する。
各大会のラウンドに応じてMLBから選抜された審判チームが派遣される。決勝ラウンドには特にMLB経験が豊富な上級審判員が配置される。
NPBやKBOなど各国のプロリーグ審判員も一部担当するが、最終ラウンドはMLBの審判が中心だ。
ストライクゾーンの違い
| リーグ | ストライクゾーンの傾向 |
|---|---|
| MLB | 外角・低めへの球を比較的広く取る傾向 |
| NPB | MLBより若干狭め、高めへの球が取られやすい |
| WBC | MLBの基準に準拠(MLBより広め) |
過去の物議を醸した判定
WBC2006の準決勝・日本vsアメリカ戦では、フォアボールのはずの球をストライクと判定するなど、審判の判定が試合の流れに影響するシーンがあった。
国際大会でも審判の判定ミスは避けられない問題だ。
WBC2009の日韓決勝でも一部の判定が議論になった。
審判の判定に対して球場がブーイングする場面は、WBCでも見られる。
ビデオ判定(リプレー)制度
WBCではMLBのリプレー制度が採用されている。
各チームは1試合に1回、審判の判定に異議を申し立てることができ、ビデオ映像で確認した上で判定が覆ることがある。
ホームランの判定・タッチプレーの判定・ハーフスイングなどはリプレー対象となる。WBC2023でもリプレー制度が機能した場面があった。
審判がWBCの結果に与える影響
短期決戦のWBCでは審判の判定一つが試合の流れを変えることがある。
特に国際球への慣れと審判のストライクゾーンの把握が、投手の配球戦略に直接影響する。
日本の投手がWBCでMLB審判に対応するためには、事前に「MLBのストライクゾーン」を意識した練習が有効だとされる。
まとめ
WBCの審判はMLB公認の審判員が中心となり、MLBの基準で判定が行われる。
ストライクゾーンの違いへの対応が重要で、特に日本人投手にとってMLB審判への適応がWBC攻略の一つのカギとなる。