【企画】2024年オールNPB(日本版オールMLB)を勝手に選出してみた

【MLB】歴代最多シーズン得点数ランキングを紹介!【メジャーリーグ大谷翔平】

※本ページにはプロモーションが含まれます。

本記事ではメジャーリーグ(MLB)の歴代得点数ランキングについて紹介します。

得点数は、そのシーズンにどれだけホームベースを踏んだかを示す指標で、出塁力や長打力、チームメイトとの打線のつながりなど、多くの要素が絡み合って生まれる重要な記録です。

MLB歴代最多シーズン得点数記録

まずは、MLB全体、ア・リーグ(AL)、ナ・リーグ(NL)の最多記録から見てみましょう。

  • MLB記録:198得点(ビリー・ハミルトン/1894年)
  • ア・リーグ記録:177得点(ベーブ・ルース/1921年)
  • ナ・リーグ記録::158得点(チャック・クライン/1930年)

MLB最多記録はビリー・ハミルトンが1894年に記録した198得点です。

19世紀の「1リーグ制」時代の記録で、現代野球ではほぼ不可能とされる圧倒的数字ですね。

20世紀の「2リーグ制」以降はア・リーグではベーブ・ルースが1921年に177得点、ナ・リーグではチャック・クラインが1930年に158得点を記録しました。

MLB歴代最多得点数ランキング(1リーグ時代を含む/150得点以上)

メジャーリーグ歴代シーズン得点数ランキングです。

1890年代や1920〜30年代は、打高環境や球場の広さ、戦術の違いもあって非常に高い数字が多く見られます。

特に1894年は複数選手が150得点を超える超打高年ですね。

選手名 得点 備考
1 ビリー・ハミルトン 198 1894 MLB最多
2 トム・ブラウン 177 1891
ベーブ・ルース 177 1921 アリーグ最多
4 ルー・ゲーリッグ 167 1936
ティップ・オニール 167 1887
6 ビリー・ハミルトン 166 1895
7 ウィリー・キーラー 165 1894
ジョー・ケリー 165 1894
9 ルー・ゲーリッグ 163 1931
アーリー・レイサム 163 1887
ベーブ・ルース 163 1928
12 ウィリー・キーラー 162 1895
13 ヒュー・ダフィー 161 1890
14 ジェシーバーケット 160 1896
ヒュー・ダフィー 160 1894
フレッド・ダンラップ 160 1884
17 ヒューイ・ジェニングス 159 1895
18 チャック・クライン 158 1930 ナリーグ最多
ボビー・ロウ 158 1894
ベーブ・ルース 158 1920
ベーブ・ルース 158 1927
22 ロジャース・ホーンズビー 156 1929
ジョン・マグロウ 156 1894
24 キキ・カイラー 155 1930
キング・ケリー 155 1886
26 ダン・ブラザーズ 153 1887
ジェシー・バーケット 153 1895
ビリー・ハミルトン 153 1896
ウィリー・キーラー 153 1896
30 ジェフ・バグウェル 152 2000
ウッディ・イングリッシュ 152 1930
マイク・グリフィン 152 1889
ビリー・ハミルトン 152 1897
チャック・クライン 152 1932
アーリー・レイサム 152 1886
レフティ・オドゥール 152 1929
アル・シモンズ 152 1930
ハリー・ストーヴィー 152 1889
39 ジョー・ディマジオ 151 1937
ジミー・フォックス 151 1932
ベーブ・ルース 151 1923
42 ビル・ダーレン 150 1894
ジョージ・ゴア 150 1886
ベーブ・ルース 150 1930
ジェイク・ステンゼル 150 1894
テッド・ウィリアムズ 150 1949

MLB歴代最多得点数ランキング(2リーグ制以降/150得点以上)

メジャーリーグ2リーグ制以降の歴代シーズン得点数ランキングです。

2リーグ制以降は、投手のレベルが上がり守備も洗練されたため、150得点以上はそれ以前よりも希少な記録となります。

ベーブ・ルースが何度も上位に登場していることからも、彼がどれだけ別格の存在だったかがわかります。

選手名 得点 備考
1 ベーブ・ルース 177 1921 アリーグ最多
2 ルー・ゲーリッグ 167 1936
3 ベーブ・ルース 163 1928
ルー・ゲーリッグ 163 1931
5 ベーブ・ルース 158 1920
ベーブ・ルース 158 1927
チャック・クライン 158 1930 ナリーグ最多
8 ロジャース・ホーンスビー 156 1929
9 カイカイ・カイラー 155 1930
10 レフティ・オドール 152 1929
アル・シモンズ 152 1930
ウッディ・イングリッシュ 152 1930
チャック・クライン 152 1932
ジェフ・バグウェル 152 2000
15 ジョー・ディマジオ 151 1937
ジミー・フォックス 151 1932
ベーブ・ルース 151 1923
18 ベーブ・ルース 150 1930
テッド・ウィリアムズ 150 1949

MLBシーズン得点数ランキング(戦後トップ5)

シーズン得点記録は100年以上前の記録がランキング上位の大半を占めていて、正直現役時代を知らない選手ばかりなので、戦後の選手限定でランキングを作成してみました。

戦後になると、150得点を超えるのは極めて困難になります。

投手の球速や変化球の質が向上し、守備シフトや戦術の進化も得点数を押し下げる要因となりました。

そんな中、ジェフ・バグウェルが2000年に記録した152得点は、今も戦後唯一の「150得点超え」として輝いています。

選手名 得点 備考
1 ジェフ・バグウェル 152 2000 戦後唯一150得点
2 ロナルド・アクーニャJr. 149 2023 40本塁打70盗塁
3 クレイグ・ビジオ 146 1997
リッキー・ヘンダーソン 146 1985
サミー・ソーサ 146 2001 自身3度目の60HR

アクーニャJr.は2023年に149得点、さらに70盗塁を記録し“パワー&スピード”の象徴となりました。

リッキー・ヘンダーソンは盗塁王としても有名ですが、得点数でも圧巻の成績を残していますね。

そして2025年、大谷翔平選手が驚異的なペースで得点を積み重ねており、バグウェルの戦後最多記録更新も現実味を帯びています。

この記録争いからも目が離せません。

error: