本記事では野球界で話題の「なおエ」について大真面目に解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
目次
「なおエ」の意味とは
「なおエ」とは「なおエンゼルスは試合に敗れました。」の略語を意味しています。
メジャーリーグの大谷翔平選手は2021年にリーグMVP、2022年に2桁勝利2桁本塁打と投打にわたった活躍を見せています。
しかし所属チームであるエンゼルスは大谷選手がどんなに活躍しても敗戦してしまう試合が多発してしまいました。
そんな中多くのメディアが下記のような構文で報道したことから「なおエ」という略語が誕生しました。
大谷選手はヤンキース戦で4打数3安打1本塁打の活躍を見せました。
なおエンゼルスは1対10で敗戦しました。
大谷選手の華々しい活躍を褒めつつ「お、じゃあチームも勝ったのか」と思わせておいてチームの敗戦を最後に付け加えるのが定番の流れになっています。
芸術的な「なおエ」を紹介
ここで大谷翔平選手とエンゼルスが見せた(魅せた?)芸術的ななおエを紹介していきます。
- 6回無失点8奪三振のナイスピッチング!なおエ
- トラウトとの2者連続ホームラン!なおエ
- 大谷2発!チームで計7発!なおエ
- 4打数3安打8打点の大暴れ!なおエ
6回無失点8奪三振のナイスピッチング!なおエ
2021年7月19日のアスレチックスとの試合です。
大谷選手は2番・投手として登板し、6回3安打無失点8奪三振の好投を見せました。
しかも7回にはライトの守備にもついています。(8回の守備で交代)
しかし7回から2番手として登板した投手が先制スリーランを浴び、チームは1-4で敗れました。
トラウトとの2者連続ホームラン!なおエ
2022年6月29日のホワイトソックスとの試合です。
3回1死から2番トラウト選手の23号ソロに続いて大谷選手も17号ソロを打ちました。
また大谷選手はこの試合で自身3回目の1試合3長打を達成しています。
しかしエンゼルスは17安打11失点で完敗しています。
大谷2発!チームで計7発!なおエ
2022年8月5日のアスレチックスとの試合です。
大谷選手が2ホーマー、チーム全体でも7本のホームランが飛び出し、ホームランの数だけ見れば当然勝ったと思うでしょう。
しかも大谷選手は前日登板しておきながら翌日に2発打っているのですから驚きです。
しかし7本のホームランは全てソロホームランでありホームラン以外で得点を奪えなかったエンゼルスは7-8で敗北しました。
4打数3安打8打点の大暴れ!なおエ
2022年6月22日のロイヤルズとの試合です。
大谷選手は2本塁打&自己最多の8打点を叩き出しました。
しかも2本目のホームランは9回裏に放った起死回生の同点スリーランで試合を振り出しに戻す活躍を見せています。
しかしエンゼルスは延長戦の末11-12という結果で敗北しています。
「なおエ」の起源は「なおマ」?
「なおエ」の始まりは実は「なおマ」だと言われています。
イチロー選手はマリナーズ在籍中に10年連続200本安打や歴代シーズン最多安打記録(262安打)といった大記録を残していますがチームは暗黒期を迎えていました。
イチロー選手がフルシーズン在籍した2001年〜2011年でマリナーズがポストシーズンに出場したのはたった1回のみです。
まとめ:これからは「もちエ」を流行らせたい
本記事ではなおエというスラングについて大真面目に解説しました。
日本のメディアが大谷選手の素晴らしい活躍を中心に報道する一方、チームの敗北を最後に付け加える構図が面白いですね。
あまりにもなおエが発生しすぎてるので今後は「もちエ(もちろんエンゼルスは試合に敗れました)」となる日が近いかもしれません。
というか流行らせたいです。
以上です。