本記事では最速165km/hの佐々木朗希投手のこれまでのエピソードをまとめています。
私の趣味的な感覚でつらつら書いていますが一緒に楽しんで読める内容になっています。
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目次
佐々木朗希のプロフィール
佐々木朗希投手の基本情報は次の通りです。
- 出身地:岩手県陸前高田市
- 生年月日:2001年11月3日
- 身長・体重:192cm・85kg(’22年6月時点)
- ポジション:投手
- 投打:右投げ右打ち
- プロ入り:2019年ドラフト1位
- 経歴:岩手県立大船渡高校→千葉ロッテ
プロ入り前の佐々木朗希
佐々木朗希はプロ入り前から並外れた球速で話題になっていた投手です。
中学3年時に141km/hを計測(2016年)
中学校の軟式野球部に入部し2年生からエースナンバーを背負いますが、腰の疲労骨折のため3年最後の本大会には出場できませんでした。
中学3年の秋に高校入学後を見据えた地域の連合チーム「オール気仙」に参加します。
そして岩手大会に優勝し東北大会では準優勝、全国大会に出場します。
大会中に自己最速の141km/hを記録しました。
高校1年時に147km/hを計測(2017年)
高校進学時は県内外の名門校から声がかかりますが地元で甲子園出場を目指したいという思いから岩手県立大船渡高校に進学します。
1年の夏から県大会で公式戦にデビューし147km/hを計測します。
チームは3回戦で敗退しました。
高校2年時に157km/hを計測【高校2年生史上最速】(2018年)
2年の夏の県大会では初戦で154km/hを計測しました。
しかしチームは佐々木が登板しなかった3回戦に敗退しています。
そして2年秋の大会で高校2年生史上最速の157km/hを計測しました。
高校3年時に160km/hを計測【高校生史上最速タイ】(2019年)
3年夏は4番打者兼エースとして大会に挑みます。
この頃から令和の怪物と言われ始め、奥川恭伸・西純矢・及川雅貴とともに高校BIG4と呼ばれるようになっていました。
佐々木最後の夏の4回戦以降の投手成績は次の通りです。
- 4回戦vs盛岡四 12回2失点(高校生最速タイの160km/hを計測)
- 順々決勝vs久慈 ノースロー、チームは勝利
- 準決勝vs一関工 9回無失点完封勝利
- 決勝vs花巻東 ノースロー、チームは敗戦
夏の大会後はU-18日本代表に選出されますが、右手中指のマメのため登板したのは韓国戦の1イニングのみでした。
4球団から1位指名を受け千葉ロッテに入団
2019年のドラフトでは日本ハム、ロッテ、楽天、西武から1位指名を受け抽選の結果ロッテが交渉権を獲得しました。
佐々木は12球団OKと表明していたのでロッテに入団します。
背番号は170km/hを記録してほしいという思いから「17」に決定しました。
プロ1年目のロッテ佐々木朗希(2020年)
ブルペン入りの動画が100万回再生
プロ1年目の佐々木は一軍二軍ともに一度も公式戦に登板しませんでした。
ほぼ1年中出場選手登録はせずに一軍に帯同し、肉体強化を図る一年となりました。
プロ2年目のロッテ佐々木朗希(2021年)
11登板、3勝2敗、防御率2.27、68奪三振
2度目の先発登板でプロ初勝利
プロ初登板初先発となったZOZOマリンスタジアムでの西武戦で勝ち負けはつきませんでしたが5回4失点の成績を残し令和の怪物の片鱗を見せました。
そして2度目の登板となった阪神戦(@甲子園)で5回4失点(自責点3)の投球でプロ初勝利を挙げています!
シーズン全体で防御率2.27、後半戦は6登板で防御率1.22の好成績を残しました。
CSファーストステージ初戦で先発登板、6回1失点の好投
チームは2021年シーズンで2位となりクライマックスシリーズに進出します。
佐々木はCSファーストステージの第1戦に登板し6回を1失点10奪三振に抑えてチームのサヨナラ勝ちに貢献しました。
プロ3年目のロッテ佐々木朗希(2022年)
20登板、9勝4敗、防御率2.02、173奪三振
シーズン初登板初先発で164km/hを計測
シーズン初登板となった楽天戦で自己最速を更新する164km/hを計測します。
またこの初登板の試合から
- 初登板楽天戦:6回3失点、毎回の10奪三振
- 2回目登板西武戦:8回1失点、毎回の13奪三振
と2試合連続で毎回奪三振を記録しています。
記録づくめの完全試合を達成!
シーズン3度目の登板となった4月10日のオリックス戦で佐々木は史上16人目の完全試合を達成しました!!
しかもただの完全試合ではなく奪三振記録や最年少記録など多くの史上初記録を生んでいます。
- 13者連続奪三振(プロ野球最長)
- 1試合19奪三振(プロ野球最多タイ)
- 毎回奪三振の完全試合(史上初)
- 通算14試合目での完全試合(史上最速)
- 20歳5ヶ月での完全試合(史上最年少)
- プロ入り初完投勝利・初完封が完全試合(史上初)
- 21世紀初の完全試合
- 令和初の完全試合
- 平成生まれ初の完全試合
- 21世紀生まれ初の完全試合
私もこの日、ふとTwitterを見ていたら完全試合がトレンド入りしていて既に8回終了時点で完全試合継続中という状態でした。
急いでDAZNを開いてライブ配信を目を見開かせながら視聴したのを今でも覚えています。
17イニング連続無安打&52者連続アウトを記録
完全試合達成後は
- vs日本ハム 8回をパーフェクトピッチング
- vsオリックス戦 初回先頭の福田にヒットを打たれる
という結果となり、17イニング連続無安打と52者連続アウトとともプロ野球新記録の記録をつくりました。
3・4月は5登板、3勝0敗、防御率1.50、60奪三振で月間MVPに輝きました。
プロ4年目のロッテ佐々木朗希(2023年)
15登板、7勝4敗、防御率1.78、135奪三振
先発4本柱の一角として日本のWBC優勝に貢献
大谷翔平、ダルビッシュ有、山本由伸とともに先発4本柱を形成し、1次リーグ(チェコ戦)と準決勝(メキシコ戦)に登板し日本を勝利に導きました。
日にち | 対戦相手 | 投球内容 |
---|---|---|
3.11 | チェコ | 3回2/3を66球、打者17人に対して被安打2、奪三振8、失点1 |
3.21 | メキシコ | 4回を64球、打者16人に対して被安打5、奪三振3、失点3 |
チェコ戦は味方のエラーによって1失点を喫しましたが自責点はゼロで勝利投手になりました。
またメキシコ戦は4回にウリアスから先制3ランを浴びその回に降板してしまいますが、その後チームは逆転サヨナラで勝利を収めています。
そしてメキシコ戦は佐々木の米国デビュー戦なだけあってメジャー関係者が64人も球場に来ていたことが話題になりました。
プロ野球日本選手最速タイとなる165km/hを計測
2023年4月28日、京セラドーム大阪でのオリックス戦で日本人最速記録の165キロを公式戦で初めて計測しました。
高校3年時の163キロ(スカウトのスピードガンのため非公式)、昨年プロ3年目の164キロに続き、着々とストレートの球速を伸ばしていますね。
佐々木朗希まとめ
本記事では佐々木朗希のプロ入り前から現在までの伝説的なエピソードを紹介しました。
これからもどんどんこの記事にエピソードを追加できるように佐々木投手の活躍に期待したいです!
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